鉄のｶｼﾒの錆について

質問

中国から仕入れている商品で、鉄のｶｼﾒを使用しているのですが、現在錆が多発しています。
ｶｼﾒにはﾆｯｹﾙﾒｯｷ処理をしています。
ｶｼﾒを叩いて締める際、ﾒｯｷがはがれで錆がでてしまうのか？
他に理由があるのか？
また、改善するにはどうすればいいのかがわかりません。
なにか対策方法がありませんか？

レベルの低い質問で申し訳ありません。

回答No.4

noname#230359

錆の原因を把握する必要があります。提示の文章からｶｼﾒにはﾆｯｹﾙﾒｯｷ処理の
鉄製ピンを使用していると思われます。カシメの種類や程度によりますが、
カシメ時の塑性変形が大きいと当然メッキ膜は損傷し、メッキの効果は低下
します。カシメ後のメッキ処理が望ましいと思います。

参考URL：

http://www.daido-sangyo.co.jp/rust_main.htm

回答No.3

noname#230359

このような小物メッキは設備はどこでも一緒。出来不出来は殆どが作業の丁寧さで決まる。あと僅かに液の管理とか。
それだけに、中国で問題があったなら解決するのは厄介なことだと判ると思います。当サイトでも経験談があります。

品質問題は、現状把握からはじめます。
錆がどのようにおきているか、現物の観察。拡大鏡が必要。ルーペから高性能な顕微鏡までピンキリですが。

次に、メッキのはがれ、密着性に問題ないかを見る試験。
何と２０種類も方法があります。それだけ問題が起きており、決定打が無いことの証。

■折曲げ試験。メッキ板をバイスに掴んで180°曲げて剥がれるかどうか形が違うが、
　リベットをカシメて変形させることと同じであり、形態が近い。カラでカシメてメッキ
　に割れが走るとか剥がれるかの観察が出来る。
■ヤスリ試験。メッキを剥がすように斜めから削ってみてメッキ膜が離れるかどうか
■テープ試験。セロテープを貼って勢いよく引きはがす。ベロッと剥がれたらアウト。
　よく行われるがリベットでは出来ない

以上でメッキの品質問題なのかどうかが判る。

メッキに異常が無くとも錆びるのなら、メッキ仕様の変更で改善出来るかどうかの検討（説明略）
材質の変更。例えば真鍮。
鉄＋ニッケルメッキをカシメすると、メッキにクラックが入ることは防げない。いずれそこから錆が発生するのは致し方ない。メッキ異常でベロッと剥げてるよりは、かなり差があるが、その程度です。

参考URL：

http://ep.jisw.com/01180/post_49.html

回答No.2

noname#230359

以前広島Ｍ社のＲＶ車を買った事があります。
オプションでバンパーの外側にパイプガードが付いている物をサービスでセットして
くれました。
そこに、セットされているねじが、2～3年で周辺から錆びてきました。
化粧タイプのねじなので、頭の形状はカシメ形状に近く球状でした。
全部が錆びているわけではなく、自動車のワイド方向中心から対称に錆びていました。

さて、メッキの剥がれも多少は原因としてあるとは思いますが、
野外等では周辺の金属と電池作用にて腐食する場合があります。
この場合には、頭部が周辺から錆びる傾向があります)
一度、錆が発生すると防錆のメッキ効果は薄れますから、錆は促進されます。

以上を勘案して、錆発生の状態を確認し、
＊ 周辺材料を変更するか
＊ メッキの材質を変更するか
＊ その他の電池作用腐食要因をなくするか、具体的には、
　 水分を断つ(野外等の結露や風雨にさらされない場所で使用する、又は環境改善する)
　 イオン化傾向を把握し、電子の流れを樹脂シートや塗布剤等で遮断する
＊ メッキが剝がれない工夫を組立時に実施する
等々を検討下さい。

回答No.1

noname#230359

つhttp://www.sofutemu.co.jp/page3.html

お礼

ありがとううございます。
大変役にたちました。
また質問するかもしれませんがよろしくお願いします。