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スプリングの数についての素人質問
- 300トンプレス機でコイルスプリングを使用することの可能性について疑問があります。
- 大荷重用コイルスプリングの耐荷重は2,000kgf程度であり、300トンのプレス機において一型で150個ものコイルスプリングが使用されるのか疑問です。
- 一般的なプレス金型には平均して何個のスプリングが使用されるのか知りたいです。
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金型というのは基本的に理詰めで作られていますので、スプリングの種類や数量、その荷重などの採用にはきちんとした理由がある(はず)です。 ただし、ご質問にあるように、300tonのプレス機に、その荷重いっぱいのスプリングを使うということはありえません。 プレス加工では、抜き(切断)、曲げなどの「加工」にその能力の多くを使います。それでも最大能力の上限いっぱいまでの設計はしませんので、スプリングだけで全荷重というのは、「ない」と断言できます。 それ以前に、それだけのスプリングを配置するだけの面積がないでしょう。 もしかして、150個ほどの注文を受けたのでしょうか。金型はその構造や使用頻度(spmや生産数)によって、スプリングの寿命の短くなってしまう金型もよくあります。そのような場合ですと、多めに予備を持っておきたいのではないでしょうか。 転職したてであれば、これからこのような疑問はたくさん出てきます。その都度このような質問掲示板で聞いていても、的を得た回答を得るのは難しいですし、時間もかかります。 まず、質問できる相手を見つけることが、実はこの質問に対する最良の回答ではないかと思っています。 あらゆることに疑問をもって、解決しようとする姿勢は素晴らしいと思います。 厳しい時代ですが、お互いに頑張っていきましょう。 上の回答の冒頭、 「金型というのは基本的に理詰めで作られていますので、スプリングの種類や数量、その荷重などの採用にはきちんとした理由がある(はず)です。」 と、「はず」を付けて書きましたがこの業界、特に設計者や製作者が高齢の人であった場合、この「理詰め」というのがあやしいことが多々あります。 「このくらいで……」とか、スプリングの縮み代も万力ではさんでいって、「これくらいあるな……なら大丈夫」とか普通に見られます。 大きな金型ではそうでもないかもしれませんが、小さめの物は案外あるかもしれませんので、ちょっとした注意も必要です。
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スプリングがどのような働きをしているか、この動画を見て判らないことはないはず・・・・回答(1)に倣い、あえて解説はしません http://www.kanagata.com/skill/introm/nkq4.html
お礼
ありがとうございます。 人に聞くばかりでなく、色んな媒体を使って勉強していきたいと思います。
私は、300tまでの金型設計の経験しか有りませんが >先日、300トン・800トン・1,600トンのプレス機(単発型)を保有されている >お客様を訪問した際、コイルスプリングとガススプリングの >在庫がなくなりそうというお話をお伺いしました。 確かに、金型内に多数のスプリングを使用する事は事実です >300トンプレス機でコイルスプリングを使うことってあるのでしょうか? 使わなかったら、金型は成立しません、何の目的に使用するかの質問の 意図が無いのですが多分、金型構造が全く理解されていないものと 想像されます金型(各種構造の事なった金型を指す)の内部は色々な 目的で設計された部品(スプリングをも含めて)で、構成されています コイルスプリングとガススプリングでは荷重特性が異なります、 設計屋的にはガススプリングを優先して使用したいのですが、 価格の制限により断念せざるを得ない場面が多々あります >大荷重用コイルスプリングでも耐荷重は2,000kgf程度です。 >300t(300,000kg)÷2,000kgt=150となり、一型で150個も >コイルスプリングを使うのか疑問です。 >そもそも私の計算式がおかしいのでしょうか? そんなに、使いません プレスの機能を考えて下さい、プレスの能力呼称を例に300tとすると たいがいのプレスは、下死点前数度で最大加圧力発生として呼びトン数の ラベルを貼っている訳です、ですが実際は実発生能力とは差が有ります どちらの、プレス加工屋さんは呼びトン数まで負荷は掛けていません 機械が壊れます、呼びトン数を大きく表示するきらいは有ります 単純に考えて、押しつける力が300t出る機械を300tプレスと 世間では称呼する訳ですから、金型内部に反力としてのスプリングが 総力として2,000kgの物を、150個使用したらプレス機の 押圧力と拮抗して動作すると思いますか 計算式(割り算そのもの)は有ってますが、使用する場面が違ってます >また通常のプレス金型には平均して何個くらいのスプリング >(コイル・ガスを問わない)が付いているのでしょうか? 作りだされる、プレス製品によって千差万別のためこの様な質問の意図は 現場で出されても、無視されるのが、落ちです 似通った、部品の型を多数加工される工場ではある程度の 使用個数は推定できますが >最近転職したばかりで、全く知識がなく、素人質問で大変恐縮ですが、 >ご回答頂けると幸甚です。 ”素人質問”この文言が入った質問が多く見受けられます、 入れなくても内容で分ります、兎に角、積極的に新しい職種の 用語・機械・構造を理解される事を望みます 漠然とした質問には、漠然とした答えしか述べられません シニカルに捉えられずに回答を受け止めて下さい、 経験している事は答えられます更には、ショートスパンですが、 類推した先への回答も出来るかと存じます
お礼
私の言葉不足で質問が明瞭でなくて申し訳ございません。 質問の目的は二つあります。 一つ目は、『一金型当りのコイルスプリングの必要数量のざっくりとした イメージを持ちたい』ということ。二つ目は、『300トンプレス機にはガスではなくコイルスプリングが使われるものなのだろうか?』という疑問を解消したく、今回、質問させて頂きました。 例えば、ある人が『静岡~東京間の新幹線の所要時間は8時間』と言ったとします。その時、私はそれが間違っていると直ぐに見抜けます。 それは私の中で『同区間の所要時間は1時間~2時間くらいだなー』というイメージがあるからです。 但し、今回の件ではイメージすら殆どなく(以前、某自動車メーカーの工場見学をした際、20個くらい付いていたような気がします)、一型に150個くらいコイルスプリングが付くのが有り得ることなのか、またそもそも300トンプレス機にガススプリングではなく、コイルスプリングが使われることがあるのか、見当が付きませんでした。 DMさんのお陰で、300トンプレス機だからと言って、全ての金型に300トン荷重を掛けている訳ではないということが理解出来ました。 現場を注意深く観察し、少しずつ知識を付けていきたいと思います。 ご回答ありがとうございました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 注文を受けた訳ではありません。 自分の中で、金型当りのスプリングの平均必要数量のイメージを 持ちたかった為、質問させて頂きました。 そもそも300トンのプレス機に(ガススプリングではなく)コイルスプリングを使うのだろうか?コイルスプリングを使う場合、高荷重のコイルスプリング(2,000kgf)を使ったとしても、150個くらい必要になってしまう。 一つの金型に150個もコイルスプリングが付くのだろうか? 金型知識が皆無に近い為、一つの金型に150個もコイルスプリングが付くのか、そんなことは有り得ないのか、それすらも判断出来ない現状です。 siriusさんにご回答頂いて、スペース上、150個も付けることは出来ない、という結論が分かりました。また、実際に300トンの最大荷重を掛けているばかりではない、ということも分かりました。ありがとうございます。 ご指摘頂いた通り、質問出来る相手を探して、知識を獲得していきたいと 思います。ありがとうございました。