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プレス金型の寿命は?インサート交換のみで対応可能?
- プレス金型の寿命が来ても、部品交換で対応可能な場合がある
- コストを考えると部品交換の方が金型作成よりも効率的
- プレス金型の寿命に関してアドバイスを求めている
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みんなの回答
生産個数から考えてなら、摩耗する箇所の部品は交換する構造にした方が良いでしょう。 でも、イニシャルコストの型費を貴社持ちで、生産も委託ですか? A社(中国系、全部交換)金型500万円 製品1円/個 B社(台湾系、部分交換)金型 75万円 製品2円/個 の条件ですか? それなら、金型寿命も契約条件に入れて、何万個としたら良いでしょう。 寿命以外の金型の破損や劣化は、業者の瑕疵責任であるから契約に入れるべきです。 それと、交換部品とその交換費用も現在の価格という条件で、契約書に入れるべきです。 すると、トータルコストが、現在の段階ですが算出できます。 今までの小生の経験では、金型は、B社(台湾系、部分交換)の 75万円以下で製作できる のでしょう。 企業は利益を出さないといけませんから、見積は競争ですがより高くが原則です。 想像ですが、貴社製品のトータルコスト相場は、見積べーすで略決まっていると思います。 そこから、 ◆ A社(中国系、全部交換)は、国内で生産するメリットを生かし 製品1円/個としている ★ B社(台湾系、部分交換)は、台湾内又は中国提携先での生産で、製品2円/個としている すると、残りがB社(台湾系、部分交換)は、金型費が 75万円程度。 これは、ギリギリか金型費だけなら少し赤字かもしれません。 そして、A社(中国系、全部交換)は、金型費を安目にしても500万円程度計上できるので 金型費を500万円とする。 後は、金型費500万円の正当性を * 金型寿命が来たら、新しい同じ形状の金型を作らなければいけない * 確りした金型を製作して、品質安定に努めて製品単価を安くしているから金型費が高い 等々の理由を用意して営業をしていると思います。 試しに、A社(中国系、全部交換)に金型費が高いのは何故と聞いてみたらいかがですか? トータルコストが算出できるから、金型のライフタイムも契約条件に入っていると考えます ので、“金型寿命が来たら、新しい同じ形状の金型を作らなければいけない ”条件を考慮 しても高いのではと、質問してみると小生の想像が現実であるかも。 営業に同行していた技術営業の立場でのアドバイスです。
外注でのプレス依頼ですね。 基本的に金型でだめになるのは、キャビティ部分(材料等により磨耗したり、圧力で変形したりする)部分だけなので、部分交換で十分かと思います。 ただ、プレス機によって使用する金型が異なるのも事実です。 ですから、型の設計を外注に任せるのではなく、貴殿が入り込んで部分交換できるような形に改造させる等技術的なアドバイスをしてみてはいかがでしょうか。 もしA社の金型が部分交換できない物であれば、アドバイスして金型を部分交換できるような形の物に新調する。 今回は高くつくかもしれませんが、次回以降は安く済みますし・・・
お礼
ご回答ありがとうございました。 弊社はプラスチック製品メーカーで、今回初めて金属製品を外注しようとしています。他分野ですので、まったくノウハウがなく困っているところです。
”なぜこれほど見積もりが違うのか、疑問です” 当たり前でしょう。商いですから特にはじめての付き合いならまおさら。 商人は客の顔と懐具合を見て値付けするものです。駆け引きですよ。 大阪のおばちゃんと同じですよ。 型屋だって商売だからね初めての客は必死で取りたい、 予算があるかどうか足元みて見積もりだすから。 付き合いが長けりゃあとで改造で取り返せるとか色々考える。
お礼
ご回答ありがとうございました。 確かに、そういう事情もあると思います。
国内メーカーかとおもったら A社(中国系、全部交換)金型500万円 製品1円/個 B社(台湾系、部分交換)金型 75万円 製品2円/個 ↑ これがすべてですね http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2010&d=0202&f=column_0202_004.shtml
お礼
ご回答ありがとうございました。 私も岩城さんのコラムは毎週読ませていただいております。
部品の形状および金型構造がよくわからないのでなんともいえませんが、500万個/月であれば、交換できるようにしておく方が良いように思います。 ただし、そういう構造の金型は製作費が高くなります。構造が複雑になるからあたりまえなのですが。 おそらく金型金額が、A社よりB社の方が割高な見積りになっているのではないでしょうか。(なぜ使用機のTon数が倍も違うのかはわかりませんが、それを考慮しないとして) 「全部」というのがどこまでの範囲かも不明ですが、大雑把にいうなら「切り欠き(ブランク・穴あけ)、曲げ、分離」の3ブロックくらいに分けられると思います。 最低限これくらいには分けておきませんと、分離部分が欠けたら、最初のブランク部分まで全部研磨をかけなければならない、そうすると曲げ部分の高さ調整まで必要……であれば、メンテナンスコストも時間もかかります。 金型メーカーとしては、見積り金額は高め、型構造は簡単に、メンテナンスでもお金が欲しいというのが理想なのですが、実際には無理な話です。 金型費の予算と見積もり金額、要求する構造や作業性と金型メーカーの言い分などを詰めた上で、どういう構造の金型にするかをきちんと決めておいたほうがいいでしょう。 今のままでは、トラブルが発生する可能性が高いように思います。
補足
ご回答いただきありがとうございます。 全部といいますのは、金型の寿命が来たら、また新しい金型を作り、以前使用していたものは廃棄するという意味です。 さて、ちなみに見積もりは、 A社(中国系、全部交換)金型500万円 製品1円/個 B社(台湾系、部分交換)金型 75万円 製品2円/個 A社は全部交換の上、金型見積もりも高い。(製品単価は半分ですが) B社いわく、プレスで痛む部分は全体ではなく一部で、全てを交換するというのは考えられないとのことです。 A社、B社とも、それなりの規模を誇り6割以上が日本向けということで、ムチャクチャなことは言ってるとは思えないのですが、なぜこれほど見積もりが違うのか、疑問です。
補足
ご回答ありがとうございます。 トータルコストで考えると、A社のほうが安くつくことがわかっています。 問題は、B社はプレス専門の会社なのですが、A社は創業10年ながら、プラスチック製品、設備機械、ブレスなど多分野に進出しておりかつ、プレスは始めて2,3年とのことで、経験面が不安です。ただし既に日本の○ナソニック、○ノン、○ープなど向けに多種多様な部品を提供しており、案外技術がしっかりしている可能性があります。(日本人も10人ほどいるようです)。 そういった状況で、まったく思想の違う2社のこの見積りの違いはどこから来るのだろうと思い、質問させて頂きました。 A社の金型は材料費だけで、B社の金型全費用を超えてしまいます。 A社はS50C(850kg)+SKD11(300kg)+SKH-9(95kg)+YG20(65kg)で金型材料費135万円。 B社はSKH51またはG5を使い金型材料費は10万円。 A社がオーバースペックなのか、B社が安い材料を使っているのか。 私は、金属の分野はあまり詳しくないので、分かりません。