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最新のCAMでも15~20年前の同時3軸のマシニングセンターではどうなる?
- 最新のCAMシステムでも、15~20年前の同時3軸のマシニングセンターでは、3次元的な形状がきれいに仕上がらない可能性があります。
- 加工速度を落としても時間をかけても、古いマシニングセンターでは3次元形状の精度が制限されることがあります。
- CADCAMの進化にもかかわらず、20年以上前のマシニングセンターでは、高精度な3次元形状の加工が困難な場合があるかもしれません。
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新しいマシニングであろうが古かろうが 時間をかければ綺麗になると言うものではないかと。 下記にも在りましたが最近のCNCには先行制御なる機能がついてます。 (オプションですので全部についてはいないです) その為に三次元形状など面に追随するような加工では 先読みし[速度を調整しています] 隅で遅くなりすぎたり早過ぎないようにしたりです。 CAMで細かい設定をしてもその部分はCNC任せだったりします。 求められる精度にもよると思いますが 必要な手間はかけるべきですが無理に加工速度を落としても 望む結果が得られるとは考えません。
送り速度が遅くなりすぎるとコーティング超硬エンドミルは同じところをこすりながら削るようになって刃が細かく欠けて綺麗にならない可能性があります 最新のCAMは高速加工用のパスだと思うので遅く送ると余計に刃が欠けやすくなることもあるでしょう 6MのNCフライスがありますがハイスのエンドミルの方が欠け難いので綺麗に加工できることもあります ハイスや超硬エンドミルの切削条件についてはメーカのカタログや専門書を見るなりしてご自身で調べて、解らないことがあれば質問しましょう
補足
ありがとうございます。 回転数が3500までだとハイスでの切削環境では回転数はたりますか? 超鋼で焼入れ後のSKDを削る場合だと何ファイまでなら回転数が足りそうでしょうか?
まず、回答の条件として、機械製度には問題の無いことを前提としてお答えしますね。 同じワーク・同じプログラム・同じ切削条件で切削面に違いが出るのはなぜか・・・それは、「プログラムの先読み」と言う制御装置の能力の問題です。 わが社でも30年前のFANUC-6MBと言うタイプのNC装置の付いた機械が、いまだに現役で動いていますが、どんなに条件を変えても、仕上がり面は汚くなります。 プログラムを細かくすればするほど、その差が出ます。 つまり、現在のブロックを実行中に、いくつ先のブロックまで先読みするか? に関わってきて、動きがスムーズ出なくなると言う結果になります。 動きがスムーズでない=仕上がり面は汚いと言うことにつながります。 加工後、磨きを考えているのであれば、問題の出るような『差』は無いと思いますが、「きれいに見える面」を考えるのであれば、新しい機械で加工したほうがいいでしょう。
補足
ありがとうございます。 >つまり、現在のブロックを実行中に、いくつ先のブロックまで先読みする >か?に関わってきて、動きがスムーズ出なくなると言う結果になります。 では先読みが追い付くように送りをかなり遅くしてやったら どうなのでしょうか? 18年くらい前のファナック0MCの制御装置だとどんな評判でしょうか?
刃物の軌跡の形状で考えてみてください。(わからなけれな粘土に変形しないボールを押しつけて造りたい形状に似せてみてください) 出したい形状と刃物のRが一致しない限り刃物の切削だけではキレイな面にはならないと思います。取引先でボールエンドミルを0.3mmずつずらしてカマボコ型に近い3次曲面を削っているところを見せてもらいましたが刃物で削っただけの状態ではスジだらけでした。
プログラム的には 出すのはGコードなので新しい古いの差はないと思うのだが 20年落ちの中古なら マシンの精度とかは 発生するかもしれません が、現役で皆さん使ってますよ >>例えばマウスとか プラスチック金型に見られるような三次元形状であっても >>時間をかけてやれば、そういう形が加工できるのでしょうか? 現役でそのような加工しているところはたくさんあるはずですよ >>20年たっていても主軸のずれとか全くなく 本当にそういえるのかは疑問ですが テーブルの送り装置のがたや主軸のがたなどありえますが >>取引先でボールエンドミルを0.3mmずつずらしてカマボコ型に近い3次曲面を削っているところを見せてもらいましたが刃物で削っただけの状態ではスジだらけでした。 いや、メーカにもよるけど その後磨きとか 前の会社では トレランス0.01 までつめていたので軽く磨くだけで 良かったですが ↑ 20年も前の機械だと0.001で動かすとバックラシなど大きくなってるのでどのくらいの影響が出るのかは不明 ただ最新の機械でもバックラシの問題はあるので その辺は 古い方にはちょっと不利って言う程度 まず、うまくいくとは思いますが それがあなたが納得するような形状になるのかは疑問です
補足
ありがとうございます。 20年たっていても主軸のずれとか全くなく 買った当時の状態だと仮定した場合の話だと (劣化はなく当時の機能、処理能力などで考えると) 例えばマウスとか プラスチック金型に見られるような三次元形状であっても 時間をかけてやれば、そういう形が加工できるのでしょうか?
補足
ありがとうございます。 >記にも在りましたが最近のCNCには先行制御なる機能がついてます。 >(オプションですので全部についてはいないです) >その為に三次元形状など面に追随するような加工では >先読みし[速度を調整しています] 形状を先読みし 形状によって加速減速できることが きれいに仕上げられるかに かかわってくるということでしょうか?