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3σ=0.9の意味は?
- 3σ=0.9とは、99.74%の確率で±0.9の範囲に母集団が入っていることを意味します。
- 3σ=0.9は、統計学の概念であり、母集団の平均値から±3倍の標準偏差の範囲内にデータが収まる確率が99.74%であることを表します。
- 3σ=0.9は、信頼性の高い統計的な解析方法であり、データのばらつきを評価する指標として用いられます。
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回答(1)材料技術屋です。 下記URLで3σについて議論がなされています。 下名の考えは、 (1)設計段階 σの倍数が大きいほど規格が緩くなります。検査データをもとに規格緩和を行なうとき、Ave=100σ=0.3の場合、3σだと100±0.9、6σだと100±1.8となり6σを採用した方が歩留まりも上がります。ここでカギとなるのは、「バラツキ(=σ)が一定で設計値を変更する」ということです。 (2)製造段階 σの倍数が大きいほど条件は厳しくなります。Ave±σに入る確率は68%、Ave±2σでは95%、Ave±3σでは99.7%、4σ、5σ、6σ・・・と倍数を増やしていくごとに確率は100%に近くなっていきます。バラツキが小さいほど品質が安定しているということになります。規格100±1.5でAve=100とします。Ave±3σで管理する場合(=不良率を0.3%以下に抑えたい場合)、σは0.5以下に抑えられればOKです。Ave±6σ(=不良率を0.002ppm以下に抑えたい場合)では、σは0.25以下に抑えなければなりません。製造ではバラツキを抑えることが重要です。σをできるだけ小さくすることを目差します。 要は、3σは"妥当な数字"とでも思えばいいと思います。他にも工程能力というのもあります。ご参考まで。
以下のURL資料を確認してみて下さい。 http://www.sci.kagoshima-u.ac.jp/~itls/Japanese/chapter4/keyword/sigma.html そして、▽印をクリックすると、関連が確認できます。 http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Bunpu/normdist/hyojunhensa.html http://www.shinseibank.com/fx_info/technical_analysis/lecture3.html http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Bunpu/normdist/hyojunhensa.html http://kuchem.kyoto-u.ac.jp/ubung/yyosuke/uebung/stat06/stat06_lec02.htm 以上は、標準偏差 1σ 2σ 3σの検索結果です。 標準偏差も、簡易的な物、擬似的な物があり、 (最大値-最小値)÷平均値の3倍が、90%の割合であるも、 前後関係の文章から考察すると、否ではなく可となるケースも 出てきます。 産業によっては、簡易偏差値を規格化して使用しています。 統計学を現場管理して、計算方法が難しいでは、使用できませんから。 その内容ではないか?と、逆に問い合わせしていて、議論している訳 ではありません。 現場で使用し難い管理方法は、……ですから。
お礼
ありがとうございます 参考にさせていただきます。
あるロットで製品の寸法Ave=100mm、σ=0.3だとします。100±0.9を外れる可能性は約0.03%(=ほとんどない)という意味です。 「母集団が入っている」という表現では分かりにくいかもしれませんね。
お礼
ありがとうございました。理解できました。
お礼
ありがとうございます 奥の深さを感じます