- 締切済み
M4、M5タップ加工における問題と原因について
- M4、M5タップ加工に問題があります。部品2点の材質はFC20と30で、ネジゲージで検査すると一部の止め部分が入ってしまいます。業者からはφ3.3、φ4.2の使用キリとスパイラル使用のタップが適切であると言われています。原因としては、使用の誤り、磨耗管理、型の問題などが考えられます。
- M4、M5タップ加工に問題があります。ネジゲージで検査すると、部品2点の一部の止め部分が入ってしまいます。使用キリとタップの問題、磨耗管理、型の問題などが原因として考えられます。特に追究すべきは以上の3つです。
- M4、M5タップ加工の問題についてご教示ください。部品2点の材質はFC20と30で、ネジゲージで検査すると止め部分が入ってしまいます。使用の誤り、磨耗管理、型の問題などが原因と考えられます。特に追究すべきは以上の3つです。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
10個に2個程度の不良..とのことですから、不安定要素を ひとつひとつ潰されることをお奨めします。 ・下穴加工用ドリルがハイスであれば超硬に替える。 ・ドリルの振れ精度を0.02(理想は0.01)以下にする。 ・ドリルチャックホルダを使用している場合、コレットチャックホルダ に替える。 ・タップ加工前にエアブローやクーラントで下穴に溜まった切屑の排出 を試みる。 ・タップ加工時のクーラント量を増やす。 ・タップの加工条件を少し下げる。 ・マシニングセンタの主軸と送りの同期機能を用いたタップ加工を行 っている場合でも、タッパーを併用する。 などの対策が考えられますが、回答(2)さんのご指摘の通り、ご質問に おける情報量が少なすぎます。 (まさか加工されていない鋳肌面にタップを加工していませんよね?) 他にもリーマの質問をされているようですが、状況をキッチリ説明しな ければ的を射た回答が得られないとご認識下さい。
この文面だけでは判断は困難です。 使用機械・使用工具・刃物・ワークの形状・固定方法 加工工程 等々出来るだけ情報が欲しい所 >(10個に2個程度) 直感的にはMCなどで穴とタップを加工していれば ほぼ問題無いはず 工程を分けているか タッパーやドリルチャックに問題があるのでは?
ゲージの止メが入るという事は、 有効径が大きくなっている訳ですから、 構成刃先により実質的にタップが太くなっているというのでなければ、 タップの送りに問題があるのだと思います. 仮に、タップ(もしくはワーク)が回転するだけで、 食い付いたきり全く進まなければ、タップと言えど穴はバカ穴になります. タップは、タップのピッチ通りに進まなければ、 期待した通りのねじは出来上がらないのです. 一回転あたり、ピッチよりも進み過ぎても、進み足りなくても、 ねじが痩せて有効径が大きくなってしまいます. タップには、自身が切ったねじに沿って、 回転力だけで進んだり戻ったりしようとする性質がありますが、 とは言え、全体が切れ刃ですから溝によって押されるだけでなく、 タップを押そうとする溝を削ろうともします. 溝に沿って上手く進んだり戻ったりができなければ、 その分だけ、既に切られた溝をさらに削ってしまう訳です. スパイラルタップやポイントタップというのは、 切り屑の排出方向を無理に変えようとしますので、 タップがこの切り屑に押される事で、余計に進もうとしてしまったり、 進みたがらなくなったりするという事もある様です. また、今回は突発的に起きている様ですので、 タッパー(タップ専用の保持器具)の作動不良というのも考えられます. タッパーというのは、多くは 機械の実際の送りとタップのピッチの差を吸収すべく、 バネで伸び縮みする様に作られています. これがうまく作動しなくなりますと、 進もうとするタップを引き止めようとしたり、 戻ろうとするタップを押し留めようとしたりしてしまう訳です.