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ねじ加工はできるのか?
- 異業種からの転職者がねじ加工について疑問を抱いています。
- 板厚t=3.4の被削材SUS440CでM2.6×0.35のねじ加工をしたいと考えていますが、加工エラーが起きてしまいます。
- 本当に加工できないのでしょうか?猛勉強中の状況です。
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私もできないことはないと考えます。傷害としましては… ?M2.6×0.35というタップの種類が少ない(標準ピッチが0.45のため) ?食付き長さが短いものがあまりない ?細いため折損しやすい これらを解決するのに、盛り上げタップを指定されてはいかがでしょうか?盛り上げタップであれば切削溝がないのでその分だけ芯厚が太い、切り粉を出すわけではないので切り粉トラブルも起きません。しかし切削タップに比べて加工トルクが高く、下穴径精度も重要(切削…2.22~2.12、盛り上げ…2.30~2.34)です。従いまして、それだけの精度と加工トルクを実現できる加工屋さんに限られてはしまいます。 深さに指定があるのであればタップの食付き長さが短いタイプ(YMKTにありました)を選定し、下穴の底部に当たらないように設定もしくは定寸タッパーをすることで有効長の維持がしやすいでしょう。 ただこの答えはただ単純に加工ができるかというものであって、ネジの締結機能を果たしているかということは有効長や対象物が書かれていませんので無視しています。
絶対に加工できないという事はないでしょうが、 一加工屋として見れば、SUS440CでM2.6×0.35という条件だけでも、 決して簡単な事ではないと思います. M2.6はもともと、細くてとかくタップが折れ易い、 SUS440Cは粘くて硬く、つまり加工し難い. そこへ来て、板厚3.4に止まり穴??? 穴が平底で深さ3mmとしても、 不完全ねじ部はどんなに短くても 2.5山(ピッチ0.35で約0.9mm)程度はあります. タップが穴の底についてしまえば確実に折れますので、 底から1mmくらいの余裕は残したい. 穴のとば口には面取りが要りますし、 そうすると完全ねじ部は幾らも残りませんよね. 完全ねじ部の長さは公差幅1mmくらいでないとやり難いものでして. 線を引くのは簡単ですが、 簡単に線を引かれては困るのです. 件の図面を実現できるのは日本全国を探しても、 数えるほどしかないと思います.
回答 2)さんは出来ると言っている。 私も出来ると思う。(現実に似たような加工を相談されクリヤした) 回答には細工とだけしか書いていないので・・・・ 道具が無ければ作るか細工して使えるようにすれば良い。 設計なんだから どうすれば出来るか考えてトライすべきです。 東大阪や大田区の職人さんなら「ハイハイ」とやってしまう。 回答になっていなくて「ごめんなさい」 追伸 >あるHPでは加工エラーになってしまいます。 HPてどういう意味? ホームページの事ですか。
お礼
回答ありがとうございます。 創造した形は何とかできると信じ込んで トライしていきたいと思います。 HPはホームページのことです。
加工はできないにしても、回避策はある。 ナットや雌ねじを切ったポストを圧入、カシメ、溶接など。 相手材次第でいろいろと方法を選択できる。
お礼
回答ありがとうございます。 まずは加工してみます。 回避策の提案ありがとうございました。
回答(1)と回答(2)の方で、理解されていると思いますが、あえて書いてみます。 ポイントは「止まり穴」にネジを切るということだと思います。 止まり穴ですと、ドリル先端部は円錐形になるのでネジ切れず(約0.7mm)。 穴の先端(深い部分)はタップの先端部しか触れないので不完全ネジ部となる(約1.5mm)。 止まり穴ってことで、この2部分がネジにならないです(合計 約2.2mm)。 さらに口元のバリ取りのための面取りC0.3くらいかな。 そうなると、ネジ部になるのが1mm弱となってしまいます。 雄ネジと雌ネジが引っかかる部分が、御社の社内規定でどれくらい取るのかにも寄りますが、 最低、3ないし4ピッチは欲しいと思います。1mm弱では3ピッチも取れないので、加工エラーと なるのです。 あとは、このネジをどのように使うか(重いものを取り付ける)? 環境(振動があるとか)? により設計の見直しをした方が良いと思います。
お礼
詳しく回答頂きましてありがとうございます。 ねじの締結機能はおねじにも細工をしていこうと 考えております。 使い手がストレスを感じない商品を考えると どうやって作る・加工するのかが、いつも悩むところです。
加工できるかできないかで答えるなら、加工できます ただし、そのままでは有効ネジ山が少ない 細工をして何とかなる感じです 加工費も通常より上がります 追記しておきます キリは下穴後に一文字に加工してさらい直す タップも一度先端がついたら先端をグラインダーなどで削って 不完全部を無くしてさらにタップをたてる これでほぼ不完全山部がない止まり穴のタップにできます 個人的には柔らかい材料でM6くらいからじゃないとやりたくないです 経験と勘が勝負の世界です
お礼
回答ありがとうございます。 教えいただいた加工法を提案して試してみようと 思います。 失敗したらまた考えます。 本当にありがとうございました。
ネジ加工についてご存知でしょうか? ネジ深さが記載されてませんが 最小4山として+口元面取り部で1山+タップ不完全ネジ部で5山 合わせて 10山×ピッチ0.35=3.5mm これで板厚をオーバーしてしまいます。 通常、タップの不完全ネジ部は5ピッチ程度取ります。 ネジの加工法について現物で確認されたほうがわかりやすいです。 ご存知かと思いますが下穴の深さはドリル先(118°)を含みませんのでご注意を 皆さんがおっしゃっているように、工夫すれば、加工できますが タップ形状、量産数、コストなどを検討して、加工部門と相談したうえでの話です。やれば出来るからといって安易に指定するより、御社内で使える加工の実情を理解し、調整の上、設計するのが筋道だとおもいます。
お礼
回答ありがとうございます。 道具に少し加工していろいろ試してみます。 自社で行ったことのない加工になりますので、 いろいろと弊害はでてくると思いますが、 まずは試してみようと思います。
お礼
回答いただきましてありがとうございます。 加工するにあたって多くの難問があるということがわかりました。 一つ一つクリアにしてなんとか形にしたいと思っています。