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ゴムの老化処理後の伸びについて
ゴムは老化(100℃、70時間)処理後、引張強度も伸びも低下するものと 考えていました。ところが、天然ゴム材料に関しては配合により 老化後の伸びが向上することがあると聞きました。 これは本当でしょうか? ご意見いただければ有難いです。宜しくお願いします。
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noname#230359
回答No.1
ゴムには分解によって劣化するタイプと架橋密度が上がって劣化するタイプがあります。ですから分解タイプですと伸びが向上する場合があります。またEPDMのような架橋密度が上がるタイプではジエン部と反応する薬剤を加えることで劣化を防ぎ老化後の伸びを向上させることが出来ます。150℃72hで引張強度で120%伸びで110%向上するゴムを作りましたが金属との接着が悪くてNG食らった配合を作ったことがあります。中身は内緒。やれば出来るものですね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 劣化のタイプがあるんですね、早速調べてみたいと思います。 配合の方法でそんなに性質の違うゴムがある(作れる)のですね。 驚きました。