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セメントの耐火能力について
- 建設現場で火災による被害の拡大を防ぐために金属のストラクチャに耐火用としてセメントを吹き付ける現場を見学したのですが、なぜセメントを用いるのかと聞いたところ強度としての役割は果たしていなく、セメントの撥水効果により耐火用として用いられていると聞きました。
- セメントの耐火能力に関してよく分からないという質問です。セメントは建設現場で火災による被害を防ぐために使われていますが、なぜセメントが火を防ぐのか詳しく教えていただけませんか?
- セメントを耐火材料として使用する理由について教えてください。セメントは建築現場で火災による被害を最小限に抑えるために使用されていますが、具体的にどのような性質が耐火能力を持たせるのでしょうか?
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素人ですので、あるいは間違っているかも知れませんが・・・・ 参考URLにある「石膏の特徴」を読むと、耐火性が良い理由に石膏には結晶 水が含まれていて、この気化熱で温度上昇を抑える働きがあると記載されて います。 セメントにも石膏の結晶水と同じように水が含まれています。 この水分は、常温付近において完全に乾燥させても内部に留まっている性質 があり、火災のような高温になってはじめて離脱して、温度上昇を抑える効 果を発揮します。 撥水ではなく、保水効果のような意味合いではありませんか?
直接の関係者で無いので、的を得たアドバイスとなりませんがご容赦を。 さて、セメントは、建築基準法で規定された防火材料の位置付けとしては、 種類;不燃材料、主な特性;通常の火災に対し燃焼せず、有害な煙などを発生しない となっていて、防火目的の塀や外壁材の材料として使用されます。 ですから、防火材(セメント)を吹き付けている事になり、そのセメントの中に撥水材が 入っていて、セメントが固まる事になり、モルタル化したりします。 セメントを吹き付けているだけなので、強度的には役割を果たさなく、撥水材で乾燥して 固まり、モルタル化して防火材となるではないでしょうか? 小生も“ohkawa”さんの内容も頭にあったのですが、職人さんからの発言が 『なぜセメントを用いるのかと聞いたところ、 強度としての役割は果たしていなく、セメントの撥水効果により(固まり)耐火用として 用いられる。』と、(固まり)を言葉足らずで省いたと解釈しました。 また、セメントは水を含んだ状態では強度的に??となり、今回は強度は要りませんが 水が内部に有り膨張や水蒸気になると、その圧力を逃がす事が大変になる種類もあり、 亀裂等が発生し防火目的とならなくなる危険があったのも“撥水”にした理由です。