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切り粉の色で温度を判別する方法とは?
- 切り粉の色によって温度を判別する方法について教えてください。
- 切り粉の温度判別において、青や紫などの色の意味する温度は何度ほどなのでしょうか?
- 加工経験が少ないため、切り粉の温度判別方法について詳しく教えていただけませんか?
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自前で焼入れする場合「赤くなったら」や「青から赤になる前」など加減はしますが、感覚的で何度かというと…。 切削の場合、ほとんどの場合、焼けないに越したことはないと思いますが。 個人的感覚では、濃い青の前くらいまでですかねぇ。 ステンレスか何かはある程度熱を加えないと切削性が悪いものがあったような。 <手持ちの参考書より> 20~100度間隔でのってますが抜粋します。 わら黄色…炭素鋼220℃ ステンレス…290℃ 紫色…炭素鋼260℃ ステンレス…390℃ 淡青色…炭素鋼320℃ ステンレス…600℃ 以下炭素鋼のみ 暗赤色…600℃ 紅色…750℃ 橙色…900℃ 黄色…1100℃ 白…1300℃ どっちにし感覚的色彩ですね。
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切削中の色で判断するのか、」しばらくたってからの色で判断するのか、時間差があると思いますが、後者でしょうね。 鉄は加熱してゆくと、極めて大雑把にいいますと200℃前後から黄色になり。400℃前後くらいから青色を呈してきます。 次第に青さが増してそれから600度を越えて赤くなります。 無論その前後の色の状態で温度は変化しています。 切子の温度を非接触温度計で測定しながら見極め能力を高めるしかないでしょう。色の程度と温度の関係を言葉で書くということは出来ません。 昔は匠の技に近いものだったでしょう。 現在は測定できますから試してみたら?
お礼
貴重な御回答誠に有難う御座います。 私が今求めているのは正に匠の思考なので、少々でも理論的に教えて下さると非常に助かります。 しっかりと参考にさせて頂きます。
切粉の温度色で温度を判断しろとと言われても・・・・・ 切粉の色が違うのは、確か熱と酸素などによって酸化された条件によって発色すると思いますが。 窒素ガス(不活性ガス)の雰囲気中で加工中いくら熱をかけても色は殆ど変わりません。 切削液のかけ方でも変わりますし、金属の種類や成分によっても違います。 シビアな切削条件の場合は切粉の色も含めて条件を探りますが、 構成刃先などのチップ(刃物)の状態で、加工時の刃先温度を推測しています。
お礼
少々言葉足らずでした。 私が求めているのは理論的に判断しろというのではなく、感覚的なものです。 実際に旋盤やフライス等で切削を行っているとそういった感覚が生まれる ものだと思いましたのでお聞きした次第です。
お礼
なるほど、十分な情報です。 誠に有難う御座います。 貴重な資料とさせて頂きたいと思います。