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岡本研削機DX157のベアリング磨耗とグリス耐久性の換算時間
- 岡本研削機DX157のベアリングの磨耗とグリスの耐久性は、時間に換算するとどの程度持つのかについて教えてください。
- 会社での岡本研削機DX157の研削時間は、年間約550時間ですが、ベアリングのグリスアップの必要性とタイミングについても教えてください。
- また、製造年月日が1989年2月であるため、グリス劣化を確認するための方法も教えていただければ幸いです。
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文面から砥石軸のベアリング・グリス と判断して >ベアリングの磨耗とグリスの耐久性は時間に換算するとどのぐらいもつも のなのでしょうか? 通常、主軸・砥石軸のベアリング寿命設定は 約20.000-時間程度 です。 ※稼動状態や設計にによって大きく変動します。 >シャフトのブレやガタツキは、生じてないのですが 岡本工作機械の平研は、基本的に砥石軸がベアリング構造ですね。 もし、シャフト=砥石軸 だとすると グリスアップは不可です。 砥石軸ユニットの異常が有る場合はメーカーにオーバーホールを 依頼することになります。 >グリス劣化の確認は、どのようにしたら良いか 一般に使用される部位での判断は 岩魚内氏 の回答の通り 現場での判定は 色・粘性・ごみの付着 程度しか無いと思います。 ※砥石軸のベアリングの組込みは細心の注意を必要とします。 グリスの交換は分解清掃が必要になります。 分解清掃した場合はベアリングも交換が必要です。 コンタミ(ごみ)の混入防止や グリスの量 グリス型番 も重要で 違う種類(基材)のグリスを混入するとグリスが分解を起こす事もあります。 ※研削状態に異常が無ければ、そのままで使用可能と判断します。 ※砥石軸の振れは 新品で約0.002、0.005以上だと劣化が進んでいると 思われます。
グリスの劣化は ■粘度→硬くなる。甚だしくなると固化。 ■色→濃くなる。金属摩耗粉が混じると灰色になっていく。 ぐらいで感覚的に捉えるしかないと思います。 (試験方法はあるが現場的でない) 研削盤ではスピンドルやテーブル摺動面はオイル潤滑では? グリス潤滑はテーブルのハンドル周りとかで、あまり高速で動かない部分だと思います。 研削盤などの手入れをしますが、グリスガンを捜すのが面倒でついつい先送りしがちで、その程度でも滅多に支障りあるものではないと思います。 いずれにせよ、メーカはオイル、グリスの型番と目安の時期を指定しているはずなので、取説が無ければ、その部分だけでもメーカにコピーしてもらうべきでしょう。