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ダイヤコート工具の利用方法について
- アルミナなどの加工が難しいものは、通常の工作機械では加工が難しいですが、ダイヤコート工具を使用することで通常のフライスなどでも加工が可能です。
- ダイヤモンドホイールでの研削加工が一般的ですが、アルミナなど難加工材料の加工にはダイヤコート工具が利用されます。
- ダイヤコート工具を使用すれば、特殊な工作機械を使用せずに通常の工作機械で加工が可能です。
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回答2.再出 ドリルに関しては、コーティング工具があります。 軸付き砥石とあまり違わないようなモノですが、製法はハッキリとCVDによるコーティングです。 エンドミルは、、、出ているかも? 大径は焼成前に加工すれば済むので極小径の精密加工に力点が置かれてます。 NACHIなども作っているはずです。 アルミナはダイヤでないと無理ですが、硬さが低い電子セラミックスでは超硬でも穴あけが辛うじて出来ます。
アルミナだと、どんな工具を使おうと基本は研削ですね. ダイヤモンドならアルミナを削れますが、とは言っても一刃で削れる量に限りがありますし、 硬度が近過ぎて磨耗も大きいですから、砥石の様に無数の刃で代わる代わる削っていかないと、 非常に効率の悪い話になると思います. 一刃あたりせいぜい数μm規模じゃないですかね. もしかしたら1μmを下回るかも知れません. アルミナを削るには、ダイヤモンドをコーティングするのではなく、 ダイヤモンド砥粒を接着した様な工具になると思います. ただ、普通の切削機では脱落した砥粒や硬質の微粒な切り屑が流れ出る事を想定していません. それをきちんと処理できない事には、それでスライドが削られてしまう事にもなります. そこさえクリアすれば、マシニングセンタで研削するという自体は不可能では無いハズです. なお、ダイヤモンドコーティングの切削工具というのは、 ダイヤモンドの耐摩耗性と耐溶着性を利用して、非鉄金属を効率良く切削するのに使われます.
お礼
詳しく御回答頂きまして有難うございます。 やはり基本は研削なのですね。ダイヤモンドホイールについては少し調べようと思っております。
『通常の工作機械』では無理とお考え下さい. 硬さに差があるので原理的には可能な加工ですが,少しでも無理をすると工具が磨耗します.従って切り込み,送りともに精度が要求され,機械剛性や工具剛性も必要,即ち『特別に設計された工作機械とツールシステム』を持ってこないとダメです.
お礼
それようの工作機械について少し調べてみようと思います。 有難うございました。
砥石を使う研削仕様のマシニングセンターが出ています。これは主軸回転の円滑さ、加工液加工屑が摺動面に浸入しない対策を施しています。アルミナ、窒化珪素などの形状加工も主たるターゲットです。 また細径の軸付き砥石、ダイヤドリル、エンドミルが使えるような高速回転(3万rpm以上)の主軸を備え微細加工に特化したマシニングもあります。 ダイヤコートとなると基材は超硬になります。 これは非鉄金属、硬脆材料(GF強化樹脂など)がメインのターゲットになります。ダイヤは鋼系材料には不適切です。 アルミナの焼成前グリーンシートはこれが適しているが、焼成後の加工はコーティングの脆さが災いするので、複数切れ刃を有する砥石の方が適しています。
お礼
マシニングの種類もいろいろあることがわかりました。 また工具についても勉強になりました。 有難うございます。
現状での技術ではコーティングの刃物ではもたないと思われます。 単結晶のダイヤモンド刃物での加工が 研究・実証 されています。 市販の刃物も手回りつつあります。 実際は「材質・硬度」次第でCBNやダイヤコーティングなどでも可能だと 思われます。
お礼
やはりそうですか。 早急に御回答頂きまして感謝致します。 有難うございました。
お礼
再度回答を頂き誠に感謝致しております。有難うございます。 参考に頂いたサイト参考にさせて頂きます。