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油静圧/油動圧について
- 油静圧/油動圧についてのわかりやすい説明をご教授ください。
- 社員教育で油静圧/油動圧を説明する方法について教えてください。
- 油静圧/油動圧の構造や特徴について完結な説明をお願いします。
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油静圧/油動圧についての説明ですが、油は流体です。 空気等も同じ事が云えます。 さて、一般的には、全圧 = 静圧 + 動圧 となります。 そして、使用用途で、静圧と動圧の内容が変わります。 特に、損失とのからみで使用すると??となる事が多い様です。 さて、ベルヌーイの定理はご存知ですか? 全水頭=速度水頭+位置水頭+圧力水頭 流体が気体の場合には、気体の重さが非常に軽いので、 流体が液体の場合でも、使用位置(高さ)は殆ど同じなので、 <水は10mで約0.1MPa、海を10m潜る毎に約0.1MPa圧力が加わる> <等々が、位置水頭を圧力に換算した内容です> 今回は無視して(<>内の内容で圧力水頭に入れても良い)考えると、 全水頭=速度水頭+(位置水頭+圧力水頭)となり、 全水頭=速度水頭+圧力水頭と考えられます。そして、 全水頭(全圧)=速度水頭(動圧)+圧力水頭(静圧)と考えれば、 判り易く、圧力が速度に変わった時の速度、その反対の速度を圧力 に変換して全圧を求める時に役立ちます。 話題が少し変わりますが、厚みのある本を紙の方向と垂直少し潰す とOの字になります。その中を口で勢いよく吹くと、圧力が下がり 左右どちらかのページが動き入れ替わります。これは、最初のOの 字の全圧が、口で勢いよく吹く事で流れが生まれ、速度水頭(動圧) と圧力水頭(静圧)に分かれ、速度水頭(動圧)分だけ圧力が 隣のページの全圧より低くなり、ページが寄れる現象となります。 また、飛行機が空を飛ぶ揚力は、その翼の上下の流速を ※ 上側;凸形状にして、流速を速める(圧力が相対的に低くなる) ※ 上側;凹形状にして、流速を遅める(圧力が相対的に高くなる) で、その圧力差と翼の面積の積で、上に上がる揚力が生まれます。 速度をが速いと、圧力差は比例して速くなり、戦闘機の様なメタボ 形状の機体も空が飛べる様になります。 以上の様に、動圧は速度に置き換わる事が多いので、混乱しない様 に、速度 ⇒ 圧力変換をマスターしましょう。
何の関係かで答え方も変ってくると思います。 動圧・静圧 とも滑り潤滑の中の「流体潤滑領域」で潤滑されます。 工作機械の場合は 砥石軸や機械主軸 で多く採用されます。 砥石軸の場合 動圧は軸本体の回転で適度な油膜を作り潤滑します。 その為、回転しなければ適度な潤滑は出来ません。 対して静圧は強制的に軸の周りに潤滑し、軸の回転力に頼らず 潤滑します。