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制御盤の表示ランプについて
- 制御盤の表示ランプには運転ランプと停止ランプがあり、その色が様々です。
- 自動車部品製造に関わる者が制御盤の表示ランプについて疑問を持っています。
- 制御盤の表示ランプの色には規定があるのでしょうか?
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一般的に受配電設備、プラント制御盤は 運転:赤 停止:緑 のパターンが多い その規格は↓ JEM規格 https://www.jema-net.or.jp/cgi-bin/jem_mok.cgi 配電盤・制御盤類 JEM1100: 電動機制御用操作スイッチのボタンの色別,文字並びに配列 JSIA(日本配電制御システム工業会)規格 http://www.jsia.or.jp/kikaku/jsia_g.html JSIA 113 2005年 キャビネット形動力制御盤 http://www.jsia.or.jp/kikaku/JSIA113_2005.0303.pdf 7.10 監視・操作機能動力制御盤の監視・操作機能は,次による。 運転表示 : 赤 停止表示 : 緑 工作機械や一般産業機械は上記と矛盾する 運転:緑 停止:赤 その規格は↓ http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html JISC0448 表示装置(表示部)及び操作機器(操作部)のための色及び補助手段に関する規準 6.1.2 停止/オフ用操作機器(操作部)中略 最も適切な色は黒で有るが、赤でも良い。但し緑は使用しない 6.1.3 始動/オン用操作機器(操作部)中略 最も適切な色は白であるが、緑でも良い。但し赤は使用しない
赤系の色は注意を引きやすい色、警戒色として異常発生時や非定常作業時に点灯するものに使うことが多いです 緑や青は後退色なので、通常動作時の表示に使われます 常時ついていて当たり前のものには白色系が見られますね (例えば受電表示など) ここらへんの思想をユーザーとしっかりすり合わせ、仕様書などで明記しないとトラブルになります 電気屋は「通電が赤、電源が切れたら緑」という考え方も持っていますので、正常動作を赤にしたりする場合があるからです 「そんな馬鹿な」とベテランの方々は仰るかもしれませんが、例えばそういう行き違い(他にも配置の悪さや、故障箇所が山ほどあり、警告灯だらけのまま騙し騙し運転していたなどの理由もありますが)から致命的トラブルに気がつくのが遅れた有名な事例として、スリーマイル島原発事故があります
アラーム(異常は)は赤にしておいたほうが無難 OKNGのNG や 非常停止中 ・エラーなど LEDができる前までは とりあえず、光っていればいい、程度で考えられていたので、 そんなことになっているのでしょうね 赤や緑は安いですし 青は、高いもしくは標準品でないですから
考え方によって表示色が違うと教わりました。 運転中:運転中なのが正常であるので 緑 運転中なので注意するために 赤 停止はその逆の考え方。
お礼
有難う御座いました。ただ、電力設備関係に携わっている人は、表示が真逆で違和感があると聞いたことがあるのですが、なぜだかご存知ですか?