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ドリルの種類とコーティングについて
- 構成刃先が仕上げ面に付着? ドリルの種類?
- ドリルのコーティングには金色や紫などの色があり、それぞれの意味がある
- 金色のドリルは1工程で作業可能なが、他の安いドリルは2工程が必要
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>コーティングで金色や紫などの色があるのはどういう意味があるのでしょうか? tin tialn コーティング で検索 topの http://www.jcc-coating.co.jp/products_pvd.html を読む 構成刃先 被削材の一部が層状に刃物先端に付着した物を言う 大抵は加工硬化して被削材より硬い 一見すると刃先に被さっているので摩耗を少なくし切削抵抗が 減ったような現象が出ることが多いので弊害は無さそうだが 安定しておらず発生~脱落を繰り返したり 削り過ぎたりするので 避けるべき物である 対策 切削速度がある領域の前後では発生しにくくなるので 工具材質を対応させ切削速度を上げるとかすくい面など接触する面の 摩擦係数を下げる この二点に対応したのがコーティングである
さきほどパンフレットを見ていて、構成刃先が仕上げ面に付着するのを 防ぎますとあったのですが、わかり易く言い換えればどういうことでし ょうか? ハイスのドリル等に表面処理をして、防ぎます 先輩から金色のドリルは1工程で作業できるが、他の安いドリルは金色の ドリルと比べて印をつける工程がいるため2工程になると教えて頂いたの ですが、なぜ同じドリルという工具でも2工程になるのでしょうか? 印は、センタ-ドリル加工で、穴位置を決めます。 金色のドリルは、?ですが、 センタ-無しで加工するドリルは、超硬ドリル等で、センタ-レスの物は、 各社出しています。
簡単に言いますと、切削していて、切れ味が落ちてくると、刃先に先端に材料が付着して、刃物切れ味が極端に落ちてしまったり、その先端に付着した材料が途中で脱落したりで、肌が悪くなったり、材料が付着している分穴径が大きくなったりします。(特にアルミなどの非鉄) 構成刃先が付かないように、また、摩耗しないように、欠損しないようにコーティングされているわけですが、コーティングにも、色々な種類があります。 DLCコーティング(ダイヤモンド・ライク・カーボン)などはその典型でしょう。(紫から虹色っぽい) 他にもメーカーカタロクにはたくさんのコーティングが載っていますよ。 そこで、金色のドリルは1工程で、安いドリルは印をつけるとのことですが、 おそらく印というのは、センター穴のことだと思います。 金色のドリル(おそらく超硬にコーティングしたもの)は曲がりにくく、食いつきが良いように設計されているので、そのままフラット面に穴があけられますが、安いドリル(たぶんハイスのこと)は、曲がりやすく、先端が食いつきにくいので、センター穴を開けます。 それで2工程になるとご説明されたのでしょう。