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樹脂の線膨張係数について
線膨張係数にはMD(流れ方向)、TD(直角方向)と区分されるとのことですが、イメージがつかめません。 金型のゲート付近などは全方向が流れ方向になるのではないのでしょうか? 解説お願いいたします。またお勧めの書籍等あれば紹介お願いします。
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noname#230359
回答No.1
一般的にプラスチックの特性を測定する場合はテストピースと呼ばれる 一定形状の成形品を成形して行います。 線膨張係数の場合は特にガラス繊維が添加されている場合、縦と横で ガラスの配向ができるため膨張率が変わってきます。 そのため膨張率を求める場合には流れ方向と直角の両方を求める必要が あります。 JIS規格やISO規格にも記載されていると思います。 成形品の形状によってガラスの配向(縦流れ方向、横方向)があるので 例えば熱分析装置(TMA)などで成形品を切り取って測定する場合は 縦横両方を測定しないと誤った解析をすることになります。
お礼
回答ありがとうございます。 自分の勉強不足でした。JISやISOにもあるのですね。 おっしゃる通りガラスを含む成形品についてでした。 JISを調べてみます。