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炉での塩ビ曲げ加工の課題と解決方法
- 炉での塩ビのR曲げ加工において、仕上がりにしわや押さえ痕らしきものが出てしまう課題があります。木型は熱に弱く、プレスする際には布を挟んで対策を試していますがうまくいっていません。
- 別の会社での経験では、木型ではなく金型を使用することできれいな仕上がりができたとのことですが、予算的なリスクがあります。
- 温度や押さえ具合などについてアドバイスをいただきたいと思っています。
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分かち書きにしました 1. >最近、支給品の金型と木型(こちらは自作)で炉の熱による >塩ビのR曲げ加工をしております。しかし、仕上がりがいまいちで、 >どうしても表面にしわや押さえ痕らしきものが出てしまいます。 仕上がり面に圧痕や皺が出来る(プレス治具等の使用は?) 2. >現在の方法は、メスが金型、オスが木型によるプレスですが、 >木型に接する面が仕上がりに難ありといった状態です。 木型を使用すると仕上がりが悪い(金型側の結果は?) 3. >木型は熱に弱いと聞いているのでプレスする際、布を塩ビと >木型の間に挟んだりと試してはいますが、どうしても納得のいく >仕上がりになりません。 加熱状態での加工が困難 4. >当社でこの仕事を請ける以前は別の会社でやっていたらしいのですが、 >当社の仕上がりよりきれいらしいです。 自社の加工技術レベルが低い 5. >木型ではなく金型を作ってやればいいのか(ただ加工賃が決まっている上、 >いつ終了になるかわからないので予算的にリスクが・・・)とも考えました>が、現状ではいいアイデアが思いつきません。 投資回収ができるか、目的は決まっているが方法が見出せない 6. >温度、押さえ具合などどんなことでもいいので、アドバイスを頂けたら >幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。 方法論の列挙 現状把握が出来ないまま思いつくことを挙げます 1:加工素材搬入 2:素材炉へ投入加熱 3:軟化点温度の保持 4:炉内より加熱素材取り出し 5:型へセット 6:型押圧成形 7:型保持冷却 8:型離脱 9:製品取り出し 10:検査 11:梱包 12:出荷 として どこに弱点が有るか 探ります ・夏、冬 季節による変化は無いですか、温度を扱うと必ず出ます ・炉内で加熱して、炉外で加工するのですね ・常に軟化度(加熱状態)安定できますか ・金型の余熱と型締め時の冷却はどうなっていますか ・金型、木型の型締め力は常に一定ですか ・型締めの時間は一定ですか ・余熱が不要なら冷却は安定していますか ・作業者はいつも同じ人ですか ・布を挟むと布目が転写されませんか やはり、必要なものは揃えないと良品は出来ないのでは エアープレス、オール金型仕様、温度管理、タイマー冷却 金型仕上げ面精度、最適な加熱温度の決定、作業標準書の完備 等が考えられます、コストアップに見えますが不良品の処理を するよりは、信頼感が客先より得られると思います 出来るところからやって行くしかないと思います @@@@@
お礼
ご丁寧でわかりやすいご返答ありがとうございます。目からウロコとはこのことで、参考になることが多く書かれており何度も読み返しました。何点か改善ができるところがありそうなので、それを実践してみようと思います。本当にありがとうございました。