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S45C φ10丸棒 この字曲げ

S45C φ10 丸棒をコの字曲げします。熱処理は、HRC30以上。 プレス2工程で曲げ加工後、熱処理にて硬度HRC30行いましたが、閉じる方向に歪んでしまい修正が大変でした。開く状態であれば、歪みとりは楽なのですが・・・歪とりは仕方ないとして、閉じる方向に歪みが行かないようにするにはどうしたら良いでしょうか?ちなみに、プレス加工前の焼きなましはしませんでした。たまたまロットがよかっただけなのか、今後プレス加工前の焼きなまし行った方が良いかもご教示いただけたらと思います。 プレス加工後の閉じる歪に悩んでいます。 ※OKWAVEより補足:「技術の森(材料・素材)」についての質問です。

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回答No.2

強烈な冷間加工をしてから加熱するのだから、残留応力で変形するのは当然。しかし、通常は元に戻ろうとするからコの字が開くはずなのに、閉じる方向に変形するのが不思議。なぜですか。その理由が分からないと正しい対処ができません。 理由はともあれ、対処療法としては、 (1)他回答にあるように、変形しても開いた形になるように曲げ条件を調整し、熱処理後矯正する。但し残留応力が残ります。 (2)正しい形に固定する治具にはめ込んだまま600~650℃に加熱空冷し、残留応力を除去してから焼入れ焼き戻しをする。 (3)応力除去をせず、はめ込んだまま焼入れ焼き戻しをする。 丸棒がコイル材を冷間矯正して直棒にしている場合は、曲げ加工前の焼きなましの影響があるでしょう。但し曲げ加工ほど強烈ではないので、質問の対策にはならないでしょう。 閉じる原因が焼入れ焼き戻しにある場合は、(2)は対策になりません。

その他の回答 (1)

  • ohkawa3
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回答No.1

素人回答で申し訳ありませんが、 90°のコの字曲げのあとに熱処理を行って閉じる方向の歪が生じるのであれば、歪を見越して89°とか88°程度の曲げ加工を行えば目的を達することができないでしょうか。 おそらくは、89°とか88°程度の曲げ加工を行うことに課題があるのだと思います。もし宜しければ、89°とか88°程度の曲げ加工を行うことについての課題を開示して頂けないでしょうか。