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ガソリンと軽油の点火機関の違い
- ガソリンは圧縮点火機関に用いられず、軽油は火花点火機関に用いられない理由を解説します。
- ガソリンは圧縮点火機関に使用されない理由として、ガソリンの着火性能や燃焼速度が関係しています。
- 軽油は火花点火機関に使用されない理由として、軽油の蒸気圧や点火エネルギーの問題が挙げられます。
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一応、元エンジン技術者として、書いておきましょう。 > 軽油は火花点火機関でつかえず、 > ガソリンは圧縮点火機関に使えない 全く使えないという事ではなく、比較的に適さないというだけです。 現に、揮発油税逃れの違法混合や、不用意な混入があっても、 何とか走れてしまうものです。 ガソリン ~ 灯油 ~ 軽油 の境目は、厳密なものではありませんし。 (2stのバイクなら、ガソリンと灯油=1:1でも走行可。) オクタン価とセタン価の問題に帰着します。 回答(3)の、ガソリンを噴射する三菱のGDIなんてのもあります。 開発者、ルドルフ・ディーゼル自身も、 実に様々な燃料をテストしています。 要は、高圧縮した高温の空気の熱で、程良く爆発してくれる燃料が、 適している訳です。それが、軽油 ~ 重油 だった訳です。 (参考文献:「ディーゼルエンジンはいかにして生み出されたか」山海堂) ところで、オクタン価やセタン価の測定に使うエンジンって、御存知? 日本工研の貴重な資料を載せておきます。 (エンジン好きの人は、必見!)
回答者皆さんの回答通りです。本題と異なりますが、 ガソリンはなぜ圧縮点火機関に用いられないのでしょうか?には、 一部の自動車は、種火付き圧縮点火機関のエンジンが採用されています。(いました?) 今度、カーディーラーへ行った時に、チェックして下さい。
オクタン価の違いですね。オクタン価とはどれだけ圧縮しても 自然発火しないかの数値です。 軽油はオクタン価が低い為、燃焼室で圧縮すると 自然発火し、爆発します。そのためエンジン始動時は ヒーターで燃焼室を暖めてかかりやすくしています。 ガソリンはオクタン価が高い為、圧縮しても火種を与えてやらないと 発火しにくいです。 ガソリンにはレギュラーとハイオクがありますが ハイオクとはオクタン価が高い圧縮しても自然発火しにくいガソリンです。 ハイオク仕様の車は燃焼室の圧縮率が高く出来ている車で レギュラーガソリンを入れると自然発火してしまいノッキングなどを 発生してしまいます。
引火点と発火点の違いです。その温度は忘れましたが、危険物の取扱者のテキストに詳しく載っていますので、ネットで調べれば分かると思います。