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蒸着とは
- 蒸着はめっきの一種と言えます
- 蒸着とは、物質を気体状態にし、それを固体表面に沈着させる方法です
- この方法は、金属や非金属の薄膜を形成するために使用されます
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色々、回答がでてるので、 別の面から言ってみましょう。 一般的な湿式のメッキは、電流が流れないとダメなので金属にしか出来ません。 蒸着の場合は、電気が流れないものにも可能です。 プラスチック等の樹脂、ガラス、糸、紙などにも金属膜を貼り付けられます。 DVDなどの光ディスクの反射膜や自動車や装飾品のメッキ部品、光学レンズ、等々多岐に使われています。 周囲を見渡して見ますと、真空蒸着を行なっている物は一杯あるのです。
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蒸着の手法・方式については既に出ているようなので。 メッキについては詳しくないですが、数ミクロンオーダーであることが多い 様子で、比較的薄目で、1ミクロン 又はフラッシュメッキといった 印象があります。(あくまで一般での印象で、特殊品等については無知ですが) それに対して蒸着はもっと薄い成膜を行う場合に使われることが多いように 感じます。いわゆる薄膜制御です。 磁気テープ・食品包装資材・光学部品・半導体など。 特に半導体・光学部品などでは薄膜の膜厚制御の精度がある程度必要だったりするのでしょうから湿式メッキでは対応しにくいのではと感じます。 成膜材質の幅も異なってきます。 自分が蒸着作業を行っていた機種では、膜厚制御のメーター単位はÅでした。 薄膜・厚膜の境界定義はいろいろあるようですが、例えば1ミクロンなどと定義している業界もある様子で、2種類の膜を交互に20層 積層して合計0.3ミクロン弱などという処理も可能で、細やかな(湿式に対して)膜厚制御に向いているように思えます。 専門家ではなので、主観ですが。
ども、旋盤屋をやっています。 ので、畑違いですので知っている範囲での答えになりますが。 一緒というのではなく、通常のメッキでコーティングできない物へ、表面処理するための技術だとおもっています。 だから目的は近くても、道のりが違う物だと思います。 自分が最初に知ったのは25年程前、友人がカセットテープ向けに研究していた時で、 後にNiCoの真空蒸着でメタルテープ(なつかしいですねw)いうものになったそうです。
いわゆる湿式のめっきではないので、あまりめっきの一種として扱うことはありませんが、表面処理の範囲ですし、乾式とか気相法と言われるめっきです。 CVDは化学的に、PVDは物理的に、対象物の周囲の場にエネルギーを与えて金属化するので、真空チャンバーがめっき槽、場に与えるエネルギーが電器めっきでの電解電源や無電解めっきの還元剤に相当すると考えることが出来ます。 蒸着が金属を蒸発させて対象物に降り積もらせているだけだとすると、銀鏡反応で溶液中に金属銀粒子を析出させた後に、対象物や容器内面に銀が付着するのと同じだと捉えることも出来ます。
お礼
回答ありがとうございます。 めっきの本を見ると蒸着について記載されているのですが、一般的な認識として知りたいと思っていました。
毎度JOです。 蒸着とメッキは違います、メッキは電流を流してイオンがくっ付きますが、 蒸着とは、真空中で加熱された分子が飛び散り、その一部がくっ付きます
お礼
回答ありがとうございます。 めっきかどうかはめっきをどう定義するかによるのですね。 参考URLありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 蒸着はいろいろなものに使われているのですね。 参考になりました。