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アンテナ感度について
- アンテナの受信感度を表す指標として、○○dBμVが使われます。
- この値は電界強度を表すものであり、実効長1mにおける電界強度を示します。
- アンテナの長さは関係ありません。
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毎度JOです。 >>実効長1mというとアンテナの長さが1mなのでしょうか? アンテナの利得を測定する場合、比較するアンテナが必要です、これを標準アンテナと言います。 標準アンテナとは、測定する周波数において、その利得が計算により求められるアンテナで、1/2λ(ラムダと呼ぶ)ダイポールアンテナが良く使用されます。 実効長1mのアンテナなら150MHz近辺の周波数でしょうか、 計算式は λ(メートル)=300/周波数(MHz) この標準アンテナと測定するアンテナを比較して、アンテナ利得を測定します。
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はじめまして、のら猫と申します。長いことROMしてましたが、本猫でも答えられる質問が出てきましたので、大急ぎで登録させていただきました。 まず、アンテナのエレメント上では、電流分布というものがあります。輻射(受信)効率のよい部分・悪い部分をあらわしてると思ってよいでしょう。 1/2λ(半波長)ダイポールアンテナでしたら中央部分、1/4λ垂直型アンテナなら根元部分、つまり給電点近くに電流分布の大きい部分があります。 これを、エレメント全体で均等なものと考えた時の、等価的長さのことを実効長と呼んでいます。 この長さは簡単な割り算で求められます。 1/2波長ダイポールアンテナ(八木アンテナの輻射器部分にも使いますね)では、λ/π[m] (ただしλ=波長、300/周波数[MHz]、π=円周率) 1/4波長垂直接地アンテナ(自動車などに取り付けるホイップ型アンテナもこれと同様に考えます)ではλ/2π[m]となります。 アンテナに誘起される電界強度は、ご質問に有りますように、電界強度E[V/m]、実効長Le[m]とすると、起電力e[V]は、e=ELe[V]となります。 ご覧になった書籍は無線工学の専門書か何かでしょうか。 こういった内容でしたら、高価で入手困難な専門書よりも、上級(1・2級)アマチュア無線技士受験者用の教科書や問題集に非常にわかりやすく解説されています。 なお、誘起される電圧は、整合の取れた受信機に接続すると1/2になります。