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殺菌灯の影響について
- 機械装置内部に取り付ける殺菌灯から発生する紫外線が配線やゴム製品に悪影響を及ぼす可能性があるかどうかについて調査しました。
- 殺菌灯の紫外線は配線やゴム製品の表面劣化などの悪影響を及ぼす可能性があります。対策には、配線やゴム製品を紫外線から保護するための遮光カバーや特殊な素材の使用が考えられます。
- 以前に殺菌灯の選定についての質問をさせていただいたことがありますが、改めてご指導いただきたいです。
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殺菌灯から発生する紫外線の悪影響は部品の劣化を早める傾向が強く 部品交換による対応が多いと思います 理由はオゾンによる影響なのでオゾンの反応が何処で何と行われるかにより 劣化が異なってきます 実際のオゾン発生装置でも濃度・圧力・流量 などによりオゾンに対する耐久性の無い部品でも製品として耐久性がある場合があります
planetです。 殺菌灯が機械内部の樹脂部品に影響を与えるかですが、答えは与えます。 対策は紫外線劣化に対して行えばいいのです。 一番いいのは紫外線が当たらないようにすることです。 これが出来ない場合は材料を変えます。 配線は通常塩ビ被覆か合成ゴム系ですが塩ビ系は比較的強いですが劣化の差はあるものの影響はありますので、例えばシリコン被覆電線やテフロン電線(固定配線用)に変えれば大丈夫です。 蛍光灯の口金部分の樹脂部品も1年から2年でボロボロになるものがあります。 弱いUV光であれば紫外線吸収剤を塗布する方法もありますが、根本的な対策にはなりません。 機械設計時点で、紫外線波長と強度を調べて材料を選定し、極力UV光が当たらない設計を施します。 ゴム系は紫外線劣化はつきものです。 蛇足ですが、殺菌灯の光は目にも悪い影響を与えますのでフィルタをつけて 内部が見えるようにしておくことも状況によっては必要です。 ご参考まで。 フイルム状のものもありますが、耐久性についてはわかりません。 入手が簡単なものではホームセンターなどで紫外線カットフィルムを置いてあるところもあるようです。 自動車用ガラスの紫外線カットフィルムもいいかも知れませんが、耐久性はガラスフィルタには勝てないと思います。 水銀ガスの入った殺菌灯が一般的ですから365nmの波長成分が多いのでは? 450nmより短い波長をカットできればおおむねUV劣化は低減できると思います。 間接照明は照射エネルギーが殺菌レベルであればいいですが、小さくなりますので問題にならないか紫外線強度計で調べ、確認後OKであればいいですが長期間にわたる照射では劣化します。 距離については強度は距離の2乗分の1に下がります。 むしろ、反射ミラーなどで余分なところへは照射しないようにされては。 金属箔テープで保護してもいいと思います。 UV光は周囲の酸素をオゾンに変えますからオゾン劣化対策も必要ですから 根本的には材料をご検討されてはどうでしょうか。 ご参考まで。
お礼
回答ありがとうございます。 さらに質問させていただきます。 ?フィルタをつけるとありますが、通常石英ガラス等を使用するのですが、他の材質のものはあるのでしょうか?フイルム状のものなどありますでしょうか? ?紫外線が機械内部の樹脂部品にあたらないようにする方法として、殺菌灯を囲ってしまい間接照明化するのはどうなのでしょうか。資料では照明との距離があるようなのですが。