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薄板材料搬送におけるエア浮上の検討方法と助言
- 薄板鋼板片をエアで浮上させて搬送する方法について検討しています。
- 多孔質のプレートを使用し、どのような穴径とピッチで配置すれば浮上させることができるかを検討したいと考えています。
- 入口側と出口側の圧力、流量、流速、口径の関係についてどのように計算すれば良いか分からず、助言を求めています。
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本件につきまして、多くの回答を頂きありがとうございました。 現在、小さな実験からコツコツと進めております。 最終的に、納得いく形になるかは分かりませんが 実機として採用できる様にがんばりたいと思います。 ありがとうございました。
専門的な見解や、部品名称がはっきりわかりませんのでその点を前もって御了承いただいた上で参考になればと思います。 0.7Mpaの圧力で配管を通し作業テーブル付近まで近づけます。 そこから10Φのチューブで各吹き出し部分まで配管します。 テーブルはただ穴を開けるのではなくエアーボール(?)という部材を 穴にはめこみます。パチンコ玉みたいな物が入っていて通常はそれが つきでていてエアー流出を止めてます。上に物が乗っかる事によって その玉が下にへこみその隙間からエアーが漏れ出し浮上効果をもたらして おります。基本的にはその玉は空中で浮いた状態ですのでワークを動かす ことによって回転しワークの搬送が楽になります。 詳しい事は判りませんがそれで50kgくらいの重量に対応しているそうです。
専門的な見解や、部品名称がはっきりわかりませんのでその点を前もって御了承いただいた上で参考になればと思います。 0.7Mpaの圧力で配管を通し作業テーブル付近まで近づけます。 そこから10Φのチューブで各吹き出し部分まで配管します。 テーブルはただ穴を開けるのではなくエアーボール(?)という部材を 穴にはめこみます。パチンコ玉みたいな物が入っていて通常はそれが つきでていてエアー流出を止めてます。上に物が乗っかる事によって その玉が下にへこみその隙間からエアーが漏れ出し浮上効果をもたらして おります。基本的にはその玉は空中で浮いた状態ですのでワークを動かす ことによって回転しワークの搬送が楽になります。 詳しい事は判りませんがそれで50kgくらいの重量に対応しているそうです。
登録が上手く出来ておらずログインが出来ず 登録をしなおしまして、お礼が遅くなりました。 遅くなりましたが貴重なアドバイスありがとうございました。 そう簡単にはいかないものだと実感しております。 お二人のアドバイスを参考にさせて頂き もう1度自分で調査計算し、出来ればテスト検証したいと思います。 何らか良い結果が出ればご報告させて頂きます。 また、何かありましたら宜しくお願い致します。 ありがとうございました。 以上
実は小生、ワークは違いますが、貴殿と同様の装置の開発に携わったことがあります。技術的に確立したとは言えませんでしたが、我々が搬送したいものは、とりあえずエア搬送できる状態までには持って行くことができました。 やはりその時にベンチマーク的存在として出て来たのが、仕事人さんが書かれているように、イスラエルのメーカーの製品でしたね(オルボテック)。この製品は、非常に特殊な構造となっており、特許でガチガチにされています。 仕事人さんが仰るように、エア浮上させるには、ワークの下にエア溜りを作る必要があります(静圧で浮かせるイメージ。経験的に動圧では浮かせにくい)。ノズル穴径・ピッチは、どれだけの流量を入れるか、ワークをどのような形態で搬送するのか(例えばシート状のものなら、反らすのかなるべく平坦にしたいのか等)で変わりますので、何とも言えないのが正直なところです。 詳細を詰めるなら、流体解析を行う必要があります。但し、ワーク形態を考慮する場合は、流体構造連成解析を行う必要があり、非常に難解です。 また、何mm浮かせたいか・どれくらいの流量が必要か等を手計算で検討したいのであれば、静的になら、ベルヌーイの定理である程度は見積もれます。 この装置開発の際、小生がどのような手計算をしたのか書きたいところですが、さすがにこれは特許や企業秘密の面があり、申し訳ありませんが書き込めません。御自分で一度計算されると良いと思います。
エアで浮上させるのは、非常に難しいです。圧力を高くして、流量を出せば、鉄板に穴をあけた物を用意すれば、一見、搬送出来そうですが、空気は流体ですので、流体の特性を利用してワークとの間に空気の膜を作る必要があります。ワークとの間に空気の溜まりが必要です。また、空気が早い速度で金属とぶつかるので静電気でくっついてしまいます。静電気は、下からイオナイザーをおけばある程度解消できますが、イオナイザーの種類によっては、静電気をうまくとれない物があります。 エア搬送部分製作している会社が存在しますが、技術はイスラエル製で値段も驚くほど高価です。あまり、エア搬送はお勧めしません。