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蛍光X線分析について

RoHS対策として蛍光X線で黄銅などのカドミウム・鉛を測定しています。 金属は表面を研磨して平面を作って測定し、 リード線などは並べて厚みや幅を出すように測定しています。 (この時点で間違いがありましたら教えて下さい) 黄銅は検量線測定をしていますが、 カドミウムの測定値が安定せず けっきょくICP分析に依頼するしかありません。 安定した信頼性のある測定値を得るためには どうしたらいいでしょうか。 初心者でなにを改善すればよいのか分かりません。。。 本やネットで調べたり、測定実験をしていますがどうもうまくいきません。 蛍光X線従事者の方でお話を聞かせていただける方も探しています。 よろしかったらメールを下さい。 sprout_kero@yahoo.co.jp

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noname#230359
noname#230359
回答No.1

>表面研磨、並べて厚みや幅を出す ⇒これらは有効です。ただ、蛍光X線はもともとバラツキが大きい測定方法であり、現状では規格に対して十分に値が小さい場合にOKと判断するしかありません。 Cdは検出限界が200ppmぐらいだったと思います。桁外れにでかい値が出れば入っていると言えますし、全く検出されなければ入っていないと言えます。しかし、数十ppm程度だとなかなか安定した測定値は得られないですね。とくに、Sn-CuにはCdとPbがもともと含まれているため、蛍光X線による正確な判断は不可能です。 また、Cr6+は総Cr、PBB・PBDEは総Brとしてしか検出できないため、これらも詳細分析するしかありません。

参考URL:
http://www.nc-net.or.jp/morilog/m38815.html