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切削用のタップとロールタップの違い
- 切削用のタップとロールタップの違いやそれぞれの利点、弱点について教えてください。
- ニューロールタップとハイロールタップの違いやそれぞれの用途について教えてください。
- タップの種類についての情報を会社の資料やインターネットで検索しましたが、よく理解できませんでした。
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よろしく 1:切削タップ 下穴を明けてタップ(工具)にて山を削り出して雌ねじを作る (加工前、加工後の下穴径変化無し) 2:ロールタップ(転造タップとも呼ばれています、最近では盛り上げタッ プ とも言われているようです) 下穴を明けて加工することは1:と同じですが、既に皆さんが述べてお られるように塑性加工でねじ山を盛り上げて創成する方法ですここでの 大きな違いはタップ加工後の下穴寸法が変化することです、下穴径が少 し小さくなります、この成形する山形形状が特許になります、例えば同 寸のM3のねじでも、カットして断面形状を切削ねじと比較すれば違いは 一目瞭然です 因みに転造タップが市場に出始めたのは昭和40年代の初期だと記憶しています、各タップメーカーが下穴寸法の参考値を開示していますが中々その通りには行かないのが現状です、最適の下穴寸法が加工メーカーのノウハウとなります、図面公差で下穴寸法が規制されると非常に困難な事が起きます ある程度の想像はつくのですが材料の性質により塑性流動性が変化して思うような下穴寸法が維持できないのです、材料の製造ロットが変わると段取りが大変です 参考になれば
ども、旋盤屋です。 普通のタップは、ねじの谷寸法の下穴から、ネジ径まで削ります。 ロールタップはいわゆる転造と考えて良いと思います。 ネジ山の体積を考えた下穴から、潰すというかネジの形を押し着けてネジ山を作る物です。 そのため仕上がりが美しいので、表面粗さの指示の有る場合とか、削らないのでキリコの除去が必至の食品関連とかではこれですね。 ただし回転数が低いので、数をこなすには不利です。 それと食い付きの短いロールタップは止まり穴のネジ加工に有利ですが、ネジ径次第では、切削抵抗が大きくそんじょそこらのボール盤では、手に余るかも知れません。 ちなみに、ハイとニューはOSGの商品名かと思われます、 これも、タップを作る工程の違いからか形が違いますが、 機能としてはそれほど変わらないと思います。 ハイとニューの違いですが、ハイは先端があるので、 食い付きが短いという長所が無いものでしたね、 見落としてましたすみません。
切削用とは、タップ加工の時切削しながら加工することで、ロールタップとは、簡単に言うと面を潰しながら加工する事です。一般的にロールタップは、した穴の管理が難しいです。加工速度や材質で下穴径をかえる必要がありますし、タップ加工に表面が膨らんだりします。ただし切削しているのでは、無い為切粉がつまって折れるなんてことがありません。