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Cuのメッキ前処理の確認方法と注意点
- Cuのメッキ前処理では、脱脂後にソフトエッチ(過硫酸ナトリウム)を行い、酸化膜を除去します。
- 酸化膜の除去が確認できる方法としては、視覚的な確認や化学分析などがあります。
- 液温の管理以外にも、メッキ液の濃度や浸漬時間などにも注意が必要です。
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?酸化皮膜について 酸化皮膜が除去されると、Cuの色が鮮やかになります。エッチングにより、表面の酸化銅が溶解するためです。 極端に言えば、新品の10円玉と古い10円玉の違いです。 酸化膜は空気に触れるだけで即座にできてしまう(厚さは薄いですが)ので、目視以外の方法は難しいのではないでしょうか? ?管理項目について Niめっき液とエッチングのどちらでしょうか? (1)通常作業⇒温度・液位・色(銅濃度が多くなると青くなる) (2)分析⇒薬品濃度・不純物濃度 (なお、エッチング液の不純物Cuは、若干あった方が素材への攻撃が少ないため、素材荒れしにくいと聞いたことがあります) ?その他 エッチングも大事ですが、脱脂工程はもっと大事だと思います。もし、めっきの剥がれや、腐食試験結果が悪いという問題が出ている場合は、脱脂の薬品や濃度、処理時間を検討してみてはいかがでしょうか。 以上、ご参考になれば幸いです。 ~返答~ 電解ニッケル、無電解ニッケルでも工程や薬品が変わってきます。 また、製品搬送方法(バレルめっき、連続めっき、吊りめっき etc)も考えなければいけません。ですから、具体的な参考というのは、なかなか見つからないと思います。 ビーカーワークで試験をおこない、材料に合った薬品を探し当てることが、ノウハウにもなると思いますのでがんばってください。 基本的には、濃度や処理時間は、薬品会社の標準仕様で良いと思います。各社に問い合わせをおこなえば、FAXやメールなどで送ってくれると思います。
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詳細は記入できませんが、各社の製品に対応した液管理が行われています (問題の無い範囲を見極めて新液に交換あるいは追加しているようです) 「プレ(前処理)洗浄」は非常に重要です 可能であれば、均一な超音波洗浄・リンス・乾燥を検討してください 注:洗浄時における汚れの再付着の対策は非常に少ない状況だと思います 多くの実績があります
お礼
アドバイスをありがとうございます。 いろいろ調べた結果、超音波洗浄と高圧スプレーを採用しました。 完全に無くなった訳ではありませんが、効果は出ていますので継続して行こうと思っています。
お礼
早速ご回答頂き、ありがとうございます。 又、内容がとても分かり易く助かりました。 薬品濃度や処理時間等の条件について検討してみますが、具体的に調べたいので、もし参考になるHPをご存知でしたら教えて下さい。 先ずは、現状の薬品メーカーへ問い合わせて、きちんと標準仕様で管理されているか確認してみます。 その上で、どのように対応するのか検討します。 その時は、ご相談させてください。 ありがとうございました。