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外車でサーキット走行
こんにちは。マツダ・ロードスターに乗っています。先日筑波コース1000を走ってきました。 そのときの参加者には自分のような国産車に混じってルノーのセニックやポルシェ、アウディTT,アウディS4、ルーテシアあたりがいました。 良く、外国車は日本車と同じように扱ってはいけない、据え切りはダメ、タイミングベルトが弱い、ゴム製品が弱いなどといいますよね。そんな外国車で、サーキットでレブ近いところまで回しまくって、ガンガン走らせていて、見ていて結構心配でした。 素朴な疑問なんですが、ポルシェや一部のサーキット走行を前提としたようなスポーツカー以外の外国車で、日本車と同じようにガンガン回して、耐久性的に大丈夫なモノなんでしょうか? 車種も限定していないので、あやふやな質問になってしまいますが、体験談なりありましたら宜しく御願いします。
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クルマの設計屋です。 >日本車と同じようにガンガン回して、 >耐久性的に大丈夫なモノなんでしょうか? それは迷信、と申しますか風説ですね~。 ※アウトバーンは、レッドゾーンギリギリで何十分もの連続走行が要求されます。その全開時間はサーキット走行などの比ではありません。 貴殿のロードスターも、EU向けではエンジン出力を若干落として販売しています。これは国内仕様ではアウトバーンでの何万kmもの走行に耐えられないからです。 ※よく欧州車は車体がしっかりしている、バネやダンパがへたらない、過走行でもエンジンの出力ダウンが少ない、などといいますね?アレはまさにアウトバーン走行を想定した設計となっているからです。 スポーティでも何でも無い1000ccの大衆車でさえ、EUではサーキットまがいの全開走行が常に想定されて開発されています。スポーティなグレードはともかく、普通のグレードで比較すると、高速操縦安定性という面で日本車は欧州車には全く勝てません。 ※外車は壊れます。が、それは走行に支障を来たすモノではありません。 >外国車は日本車と同じように扱ってはいけない、 >据え切りはダメ、タイミングベルトが弱い、 >ゴム製品が弱いなどといいますよね。 貴殿が上げてらっしゃる上記のどれも、サーキット走行に於ける強度とは直接は何ら関係がありませんね。 仮に据え切りが弱いとしても、サーキットでは関係ありませんし(操舵系への最大入力は、サーキット走行ではなく据え切りです)、ゴム製品が弱いのは耐久性の話で、新品でもイッパツでちぎれる、などという事はありません。 ※も一つ。 全開走行からギューッとブレーキを踏むと、国産車なら相当スポーティなグレードのクルマでも3~5回程度でブレーキはフェードしてしまいますが、当然これはアウトバーンでは許されません。勿論それは、サーキット走行など無縁な車型でも同様です。 ・・・・以上、日本車が壊れない、というのは電装品の不良やメインテナンスサイクルが長い(欧州車によっては、エンジンマウントやストラットトップのマウントすら定期交換部品としている車型もあります)という事であって、破壊強度が高いという話ではありません。 サーキット走行などを想定した場合、逆に欧州車の方が耐久性は高いかもしれません。日本車ではスポーティなクルマの殆どが、実は単なる乗用車をチューンしたモノですが(WRCのあの小型セダンや、GT選手権のあのマシンも、結局ベースは単なるファミリーカーやタクシーです)、欧州車ではそのファミリーカーでさえ全開連続走行を想定して設計されているワケです。
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- Shimizou
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据え切りに関しては、おそらくロードスターの取説にもやめるように書かれていると思いますよ。 パワステポンプをいためるそうです。 エンジン性能はかえって高回転まわすことを考えられている場合が多いので、耐久性などは日本車に比べて劣ることは無いでしょう。 ブレーキ性能はノーマルでは国産車は輸入車の足元にも及びません。長持ちさせることをよしとする日本車に対して、輸入車は効きを第一に考えていますから。 あのオールドミニですら、サーキットではガンガン走ってもエンジンは問題ありませんよ。もちろん、スピードでは日本車のほうが圧倒的に早いですけど・・・
お礼
>エンジン性能はかえって高回転まわすことを考えられている場合が多いので、耐久性などは日本車に比べて劣ることは無いでしょう。 なるほど。メンテナンスさえしっかりしていれば問題ないのですね。 >ブレーキ性能はノーマルでは国産車は輸入車の足元にも及びません。長持ちさせることをよしとする日本車に対して、輸入車は効きを第一に考えていますから。 BMWやポルシェなんかはそうと聞きますが、ルノーとか、フィアットとか、プジョーあたりの大衆車でもそうなんでしょうか?アメ車は良い印象が無いですけど・・
- chun851
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こんばんは。 私は、dd44さんと逆で国産車の方が心配です。質問文にあります、ルノーのセニックやポルシェ、アウディTT,アウディS4、ルーテシア等、特にポルシェとS4は、ノーマルのままサーキト走っても、国産車のようにブレーキに泣きが入るようなことは無いでしょう。(両車ともノーマルの場合ですが) <<据え切り>> 基本的に、国産車でもやらないにこしたことありません。 <<タイミングベルトが弱い、ゴム製品が弱>> 耐久性(5年10年)の話だと思います。古い車の場合は耐久性に?がつくのだと思います。タイベルも特にイタ車の場合弱いようですね。私的意見ですが、国産車は過酷な日本の気候に対応させるため(オーバーヒート防止)ガソリンの噴射量を大目にしてシリンダー内の熱を下げている。逆に外車は、ガソリンを薄め?にしているため(理論空燃費±何%の範囲)エンジンの発熱量が多く結果、タイベルが痛みやすいのかと思います。国産車も100000Kmで交換推奨だと思います。同じ条件(新車)であればサーキット走行は、国産・外車耐久性(スポーツ走行レベル)は問題ないと思います。
お礼
確かに外車のブレーキ(アメ車除くw)は強力らしいですからね。 タイベルは、雑誌(たしかAutocarJapan8月か7月号あたり)で読んだのですけど、ゴムの質もそうですが、ベルトの歯の形状、水が付着しにくい構造になっているかなど、日本車は構造上耐久性に気を配った設計になってるみたいですね。また、先月号ではZF製のオートマが壊れやすい理由などが書いてあって(日本製のATはパーツの精度がバッチリだから誰が組んでも同じようになるが、ZF製は日本製ほど精密でないので「組み付け精度」が求められる。またATFが熱に弱くすぐに劣化してしまうのでATFクーラーなどの対策がしていない外国車はすぐにこわれ)、それで今回のような質問をさせていただくきっかけとなりました。 でもまぁ1日サーキットを走ったくらいですぐに壊れるようなものではないのでしょうね。ありがとう御座いました。
- M111
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向こうの人も、ドイツなどでは速度無制限のアウトバーンだったり(というのは一番極端な例ですが)、日常的な高速走行の機会に関してはむしろ海外(欧米)の方が多いと思います。 もちろんそれがスポーツ走行での耐久性に直結するものではないでしょうが、少なくとも日本車に劣るものではないでしょう。 据えきりについてははっきりした背景がわかりませんが、ベルトを含めゴム製品は日本の機構(主に湿度)が原因と聞きます。 ブッシュなどの状態さえきちんと管理できていれば、サーキット走行でも特に問題ないのではないでしょうか。
お礼
お礼が遅れて申し訳ありません。 確かにそうですね。海外(特にドイツ)ではアウトバーンがあるのだから、高回転高負荷に耐えれないといけないですよね。でもサーキットみたいな、加速→急旋回→減速→加速にも堪えられるんでしょうかね。・・ってそんなこと言ったら日本車だってサーキットでの使用を前提としている車なんてあんまり無いですもんね。ありがとう御座いました。
- ichi-pei
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イギリスで、サッチャーさんみたいなオバサンが、古いMGのセダンで エンジンが割れんばかりに引っ張っていました。 あっちの人もガンガン回して乗ってますよ。
お礼
>サッチャーさんみたいなオバサンが・・ おもしろいですね。 ありがとうございました。
いくらなんでも、見ててハラハラしなきゃいけないほど弱いわけはないと思いますが。 でなきゃ、とっくの昔に「走行禁止令」が出てると思いません?
お礼
まぁトラブルが起こっても本人の責任ですからね。走行禁止令は無いでしょう。トラブルって言っても、即走行不能とは限らないわけですから。そういえばセニックの人は、パワステオイルが吹きだすとか言ってました。 日本車でも外国者でもレブリミットが書いてあるということはレブ以内ならどれだけ回して走行してもある程度は保証(というかそれだけの耐久性テスト)されているのですかね。 ありがとう御座いました。
お礼
>外車は壊れます。が、それは走行に支障を来たすモノではありません。 >日本車が壊れない、というのは電装品の不良やメインテナンスサイクルが長いという事であって、破壊強度が高いという話ではありません。 なるほど。高回転高負荷の耐久性や、ブレーキの耐フェードは日本車よりも欧州車の方がすぐれているのですね。これはドイツ車に限ったことではなく、仏車、伊車などでも同様なのでしょうか? ご回答ありがとう御座いました。