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カッターの湿式加工について
- カッターの湿式加工についての質問なのですが、私が以前勤めていた会社ではカッターの肩削り加工の時に油性の切削液による湿式加工をしていたのですが現在勤めている会社では湿式加工をしたら上司に怒られてしまいました。
- カタログ等には、乾式となっていますが私の感覚としては湿式の方がチップの摩耗が少ないと思うのですが
- カッターの湿式加工はだめなのでしょうか?あと多少なりワークの冷却効果もあるのではないかと思うのですが良いアドバイスがあれば宜しくお願いします。
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一般的には、超硬チップを使う時は、切削水は掛けません。 (最近のチップには、切削水対応型が出ていますが・・・) でも、jinro20の上司は、だめな人だな。 もっとも、加工現場にはこんな上司ばかりなのが現状ですがね。 なぜ、ドライカットがいいか教えてやればいいのにね。 そう言うと、教えてやれば、勉強しなくなる、と必ずそんな言葉が返ってくるけどね。 jinro20さんも、チップのカタログの意味が、理解できるように勉強してね。 勉強の教材として、サンドヴィックの教材をお勧めします。 (工具屋さんに言えば、もらえます) 前置きが長くなりましたが、切削水を掛けない理由を言います。 切削部では、加工物とチップとの間には、1000度以上になります。 そこに、切削水をかけたところで、刃先まで行くまでに蒸発してしまいます。で、刃先はその熱をもったまま非切削部に行った時に今度は、急激に冷やされます。すると、チップの表面が硬化現象を起こし、もろくなるのです。 では、熱が逃げないのでは? 大丈夫です、エアブローで、切粉を飛ばしてください。 切粉が75%も熱を持って逃げてくれます。 ためしに、フルバックで加工の時、エアーガンで切粉を飛ばしながら切削してみて、加工後、すぐに、加工した所に、手を当ててごらんなさい。 全然熱くなってないよ。 でも、エアブローが、付属で付けて機械を買っていない所が、多いけどね。 そんな、機械屋さんにも困ったもんだけど・・・
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現場にはそれなりの経験がありますから一概にどちらとはいいかねる。 けど。チップメーカーのカタログを参照されては。 超硬にはその優れた耐熱性を生かしてわざと高温の切削熱を発生させて材料を軟化させる場合もあります。 特にロウ付けの場合は湿式ではロウ付け部にクラックが入りますのでドライが原則です。 でもカタログの推奨条件が最優先です。
お礼
カタログの推奨条件をもとにいろいろ自分なりに条件を探ってみます。 ありがとうございました。
最近のフェースミルスロアウエイカッターのチップ材種は適応範囲が広いのでヒートクラック(熱衝撃) には強くなっております 間違いないのはウエット加工対応とうたったものを使えば問題ありません 刃先温度は低いほうが硬度が下がりませんので効果はあります ですが先ほど言ったようにどの道 超硬は熱衝撃には弱いので というか 避けたほうが良いので 掛けるならどっさり ちょろちょろなら 掛けないほうが良い というのが多分正解だと思います ちなみにうちは仕上げのサーメットにも水溶性をどっさり掛けて仕上げています 中途半端は良くないということです
お礼
早速のアドバイスありがとうございます。 ウエット加工対応かどうか一度調べてみます。 ありがとうございまっした。
カッターは超硬のスローアウェイですか? それでしたら、乾式で加工が一般的だと、思います。 最近の工具は、切子が熱を持って行きますので、 ワークは、それ程熱を持ちません。
お礼
早速のアドバイスありがとうございます。 やっぱり湿式加工はだめなのですね。
お礼
大変丁寧なアドバイスありがとうございます。 早速工具屋さんに言って教材をもらって勉強します。 ありがとうございました。