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CEマークの自己宣言と認証機関による取得方法
- CEマークの自己宣言と認証機関による取得方法について教えてください。
- 小型工作機械の設計・製作・販売を行っている弊社では、ヨーロッパへの出荷が増えており、顧客からCEマークの必要性が要求されています。
- CEマークを取得するためには、自己宣言をする方法と認証機関に依頼する方法があります。どちらが良いのか、また自己宣言の場合は具体的にどのように進めれば良いのかがわかりません。経験のある方からのアドバイスをお願いします。
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こんにちは。 自力派ですが、EMCのみはEU機関の第三者認証を取得して宣言しています。 多分、おっしゃられる機械は、機械指令、低電圧指令、EMC指令 の三点セットで宣言されるパターンが一般的と思われます。 (但し、一般機械の場合は、責任を持って御社が該当すると思われる指令に関して宣言されるものです) 私が自力派の理由は、一番最初に相談したEU機関から当該指令や規格を満足していない理由は教えてくれたのですが、技術的(実用的かつ経済的な)アドバイスを得られなかったからです。 その時は、言われた通りの機械を作るのは絶対無理!と思いましたが、自分で規格とにらめっこしていたらヒントが見つかりました。 最初の設計時から規格を取り入れておかないと、後になって結構対策による設計変更で、時間やお金がかかる場合があります。 多少の経費はかかるかもしれませんが、一度相談してみてはいかがですか? そして、それからどうするか考えたらどうですか? 余計なお世話ですが、ご質問の中に「CEマークの必要性」を言われていますが、これは必須事項です。 又、自己宣言は「取得」ではありません。
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私が担当している製品は、設計試作品の評価で一通りの試験を済ませた後に、量産試作品で認証機関の試験を行います。このため、設計変更/再評価がなく、1回の試験で完了します。というよりも、1回で済ませるために、このような形態にしています。このため、費用・期間は最低限で済んでいます。 会社の方針で、自己宣言はしていません。 私自身は第三者認証、自己宣言のどちらでも、大きな違いはないと考えていますが、はじめは認証機関に相談することをお勧めします。 一度要領を覚えてしまえば、通常の評価試験と書類仕事の域を出るものではありません。 試験方法など規格書の内容に精通する必要は、あまりありません。基本は「安全性」ですから、装置がどのような状態で不安全な動作や故障をするか、これをどのように回避しているか、回避できていないことは何か、などを把握することが重要です。 参考: http://www.sys.cs.meiji.ac.jp/~masao/kouen/kokusaiki.html
お礼
なかなか的を絞った方法を教えて頂きありがとうございました。 今は認証機関に相談するか、制御機器メーカーのコンサルを依頼するか迷っています。 実際には来週になりますが、上司と色々相談して決めます。 ありがとうございました。大変参考になりました。
電源の一例ですが、 参考になりますでしょうか http://www.takagishokai.co.jp/jyouhous/image/64PDF/P52-53.pdf
お礼
度重なる回答ありがとうございました。 検査を考えると設備投資が大きな問題にもなりそうですね。 これらを踏まえた上で、もう少し調べたいと思います。
われわれは JQAさんに相談し、 取得しました。 最初は 公的機関で 行うのが 遠回りにならずに いいと考えます。
補足
早速の回答ありがとうございました。 TANU007さんのところでは、自己宣言という形を取ったのですか? 基本中の基本の部分を知りたいのですが、何か参考になるサイトなどご存知でしたら教えて頂けますか? 宜しくお願いいたします。
お礼
こんにちは。 大変な経験を積まれたようで、声が聞こえてきそうな回答ありがとうございました。 「規格とにらめっこ」するまで行けたら良いのですが、やっと「最初に専門機関やコンサルに相談する」まで辿り着いた状態です。。。 しかし自力でも出来る事が分かっただけ活気が出てきました。 文中の誤りのご指摘まで頂きありがとうございます。 理解してない事がバレバレな状態ですね(笑) もう少し調べたいと思います。