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リベットの目的について
- リベットは航空機などを組み立てる際に使われる固定具です。ネジと比べると強度が高く、振動に強いという利点があります。
- リベットは航空機などの組み付けに使用される固定具で、ネジと比較して強度が高く、振動に強いという特徴があります。
- リベットは航空機や建造物などの組み立てに使用される固定具です。ネジよりも強度が高く、長期間の使用にも耐えることができます。
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リベット関係者ですが 溶接を使わない理由(最近になって大丈夫な溶接も出来たらしい) 熱による材料変化、溶接の条件(技量)などによるバラツキを嫌う また、飛行機は定期的にバラバラに分解して検査再組立するので 溶接はこれにむかない。 ボルトナットをあまり使わない理由 ゆるむ可能性がある、トルク管理するにしても膨大な数で大変 また。重くなる リベットが使われる理由 ゆるむ事がない、材料、太さなど単純な要素で強度を特定できる 疲労破壊など長年にわたって膨大なデータがある(失敗を含めて) 分解するときドリルでもめば簡単に取れる、 高強度を要求されない所では片側から作業出来るリベットもある、 そして単価が安い と言ったところでしょうか。
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最近の航空機はどうかわかりませんが ゼロ戦の頃の話では リベットの方が部品点数が少なく軽量化ができる 先端が丸いので空気抵抗が少ない 溶接ではソリが生じてしまう 他にもなにかあったような・・・ ゼロ戦の尾翼を設計した恩師の話です
お礼
ゼロ戦のお話まで…。貴重なお話ありがとうございます。
#1,2,3さんの次の#4番煎じですが・・ 溶接したりすると、応力が集中する部分が生じてそこから亀裂が入りやすいです。また溶接熱で付近の強度が落ちます。リベットですと、応力の集中を分散させる事が出来ます。また溶接に比べて分解が楽で組み立ても楽ですよ。 分解が楽で組み立ても楽ですよ。・・・ この節はリベットは使い捨てです。(レーシングカーがクラッシュした時の間に合わせ再生時等・・)
お礼
なかなか興味深い話ありがとうございます。
薄いを合せる所等、タップは利きません。 また、閉断面に取り付ける場合なども裏面にナットを入れられない場所でもリベットなら外部より固定が可能です。 あと重量や緩みの問題だと思います。
お礼
確かに!薄物ではバーリングでもやらなければタップたたないですね。 ありがとうございます。
おそらく外壁や主翼などの周りを見られて気づかれたと思います。 一つは、構造上、複数のパネルを留めることになるので部品単体にはパイロットホールという小さな下穴が空いています。組み立ては手作業となるのでASSY時にはリベット穴を組み合わさった状態で明け、リベットを打ちます。 作業的にも何万とあるのでリベットが早くできるというのと、外表面への突起が少なく空気抵抗を減らせる利点と、ジュラルミンが主なので腐食を防ぐ意味でも「モネル」という材料を使ったりします。ナット止めは振動で「ゆるみ」が発生するので、オーバーホールで分解するところにはナット止めをします。
お礼
詳しい解答ありがとうございます。 確かにネジ締めに比べ作業スピードが違うというところは想像もできなかったです。飛行機は自動化はあまりされていないのですね。 大変勉強になりました。
航空機のリベットを全てネジに変えると、 重くなって飛べなくなるということを聞いたことがあります。
お礼
おっ!なるほどです。一理ありますよね。ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 分かりやすい説明をしていただき、大変勉強になりました。