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赤外線センサーの可視化について
- 赤外線センサーの可視化方法をご教示ください。
- 赤外線センサーの感知エリアを正確にマーキングするための可視化装置、方法があれば教えてください。
- 検知方式が近赤外線反射方式の赤外線センサーでも、焦電型赤外線センサーと同様に扱えますか?
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均質な媒質中では光は直進します。 物体が見えるのは、 (1) 照射光が物体の表面で(散乱)反射されて方向を変え、目に届くから (2) 物体自身が光を発して、これが直接目に届くから #1さんのご回答のとおり、焦電型センサは(2)の物体が発する光を検知するタイプのセンサ(パッシブ型センサ)に属します。 ご質問のセンサは(1)のタイプとのことですが、それでも光源を直接見るか、何かに反射させないと信号光を見ることはできません。 可視光、赤外光、いずれも同じです。 よくSF映画などで何とかビームだとか何とか光線が、直線軌跡を描くような表現がありますが、あれは演出のための嘘です。そういうの、好きですけど… 「照射エリアを見たい」のであれば、煙を充満させて光を散乱させれば、観察が可能です。板を置けば、照射領域の切断面を見ることができます。 赤外光だと肉眼では見えないので、赤外スコープなどが必要になりますね。 浜松ホトニクスのハンディ型のものを、購入したことがありますが、感度が足りるかどうか自信はありません。 これで足りる場合、観察の際は周囲の照明を落とした方がいいでしょう。電球や蛍光灯の光も赤外成分を含むので、結構なノイズになります。 ただし、検出できる領域は光が届く範囲と、受光部の光学系の性能の兼ね合いで決まるので、観察した領域で検出可能かどうかは判断できません。 特に、反射形のセンサは検出物体の色や表面状態で反射光の強度が変化するため、投光領域だけで一義的に検出範囲を決めることはできません。 ここのところ、ご留意下さい。
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>>近赤外線反射方式 感知エリアをマーキングしたいとの事ですが、センサーの感度特性グラフは、楕円形になっています、 もしこの特性グラフが「扇」を広げた形のグラフであれば、「この範囲」と指定できるのですが。 この場合(近赤外線反射方式)の感度とは、赤外線の反射を検知しているので、反射する物体の形状、赤外線の反射率で感度に変動があります。 実際は、「高感度範囲」を中心に周囲に向かって感度が落ちていきます。
お礼
ありがとうございました。説明書にあるエリア表も参考にしながら試験していきたいと思います。
誤解があります。 焦電型赤外線センサーは赤外線を発射していません。 検地物体から発生している赤外線の変化を見ています(受信しているだけ)。 したがってセンサーの赤外線感度分布を可視化して見る事は出来ません。
お礼
ご回答大変ありがとうございます。 その旨お客様に伝え、対処したいと思います。
お礼
ありがとうございます。ご丁寧な解説大変参考になりました。早速実行してみたいと思います。