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静圧を管理するのは?
- 静圧を管理する理由について疑問があります。
- 風速の管理と静圧の管理の関係について教えてください。
- ダクト内の風量管理において静圧の重要性が分かりません。
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流量計測の色々な方式についての解説がココに記載されています http://www.m-system.co.jp/mstoday/MSTback/data/2001/07/Data/Ryuryo_T.htm
たぶん、これはオリフィス流量計のことではないでしょうか? 風量(注:風速ではない)を計測する方法の一つに、オリフィス流量計があります。 この方法では、ダクト内に圧力損失特性(静圧差と通過風量の関係)が分かっている「穴」の開いた板(これをオリフィスという)を設け、オリフィスの前後の静圧差から、その圧力損失特性に従って、風量を求める方法(装置)です。 ピトー管による全圧/静圧測定または熱線風速計などはピンポイントの「風速」を測る装置ですので、それらを使って「風量」を計るためには、ダクト内部にも風速分布があるため、複数点観測する必要があります。 一方、オリフィス計の場合、前後の差圧のみを測定すればよいので、手軽で精度の良い方法です。ということから、よくダクトの風量計測に用いられていると思います。 上記説明には理論的に間違っているところがありました。 正確にはオリフィス流量計で計測する差圧は、縮流による静圧低下分で、 圧力損失(エネルギー損失)とは異なる量でした。 よって、圧力損失特性は間違いで、前後の静圧差と通過風量の関係が正当な表現になります。失礼いたしました。 >ダクトの側壁に静圧孔を1つだけ設け、大気との差圧を読み取るように >差圧計を設置しているケースがあるのですが、この時に読み取る差圧で >何が判るのでしょうか? 可能性としては、オリフィスの片側が大気開放されているような設置なのかもしれません。この場合なら、もう片方のみ測定し、大気圧との差圧で流量が分かります。 >また速度を実測する際に、多点測定は費用も掛かりますので、中央の >1点だけ測定し、その90%で概略の平均風速とする事が出来ると >聞いた事があるのですが、本当でしょうか? 整流格子の直下など、速度分布がほとんど無い場所なら問題ないと思います。 逆にファンやベンドの下流など、風速分布の大きなところでは、誤差も大きいと思います。 ご説明不足で恐縮です。 オリフィス流量計で必要なのは、オリフィス前後の静圧差ですから、 オリフィスの上流が大気圧になるように設置すれば、 オリフィスの下流の静圧と大気圧の差圧は、 オリフィス前後の静圧差に相当します。 で、あとは、その差圧をもとに流量計算式から流量を求めると、、。 ご回答になってますでしょうか・・?
お礼
ご回答及び追記 有難うございました。勉強になりました。 宜しければもう少し教えてください。 ダクトの側壁に静圧孔を1つだけ設け、大気との差圧を読み取るように 差圧計を設置しているケースがあるのですが、この時に読み取る差圧で 何が判るのでしょうか? また速度を実測する際に、多点測定は費用も掛かりますので、中央の 1点だけ測定し、その90%で概略の平均風速とする事が出来ると 聞いた事があるのですが、本当でしょうか? 何度もご回答いただき、有難うございました。 >可能性としては、オリフィスの片側が大気開放されているような >設置なのかもしれません。この場合なら、もう片方のみ測定し、 >大気圧との差圧で流量が分かります。 勉強不足で申し訳ありません。大気圧と静圧の差圧のみでも流量算出が 可能なのでしょうか? ご丁寧なご説明、有難うございました。良く理解できました。 また機会がありましたら、色々とご教授下さい。
お礼
アドバイス有難うございます。 不勉強で申し訳ありません。 もうお一方の方にも書き込ませて頂いたのですが、単に静圧を 1ヶ所だけ取って数値を読む事にどういう意味があるのでしょうか? 自分なりの解釈では、単に相対値管理であって絶対値としては 意味が無いように思うのですが、如何でしょうか?