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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:冷凍機(圧縮機)の疑問)
冷凍機の圧縮機についての疑問
このQ&Aのポイント
- 冷凍機のコンプレッサーには単段圧縮機と多段圧縮機がありますが、より低温にする場合には多段圧縮機が採用されることが多いです。
- なぜ多段圧縮機を使用するとより低温になるのかについて、原理は明確には解明されていませんが、圧縮率を上げることによって冷媒の温度を下げることができると考えられています。
- 多段圧縮機は複数の圧縮段を持ち、冷媒を段階的に圧縮することで効率的に冷媒の温度を下げます。
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noname#230359
回答No.1
より低温を作り出すためには、冷媒の蒸発温度を下げなければいけませんが そうなると凝縮温度と蒸発温度との温度差が大きくなります。 温度差が大きいということは、言い換えれば圧力差も大きくなります。 (モリエル線図で確認してください。) 従って圧縮率を上げざるをえない状態になるのです。 その大きな圧力差があるところを一気に圧縮するとどうなるでしょうか 圧縮比が大きくなるので体積効率が下り、冷凍能力が減少するので 無駄に大形の圧縮機が必要となります。 さらに、圧縮したガス温は冷凍機油の炭化温度を超える可能性があります。 そうならないためには、 例えば、2段に圧縮を分けて各段での圧縮比を下げ体積効率の低下を押さえ 圧縮ガス(吐出)の温度を下げ、さらに低圧側の吐出後に中間冷却器を置き 冷媒(ガス)を飽和温度まで冷却し、高圧側に送る(圧縮する)ことによって 凝縮温度も1段で圧縮するより下げることができ効率的です。