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ドレッシングの研磨機についての工夫と注意点
- ドレッサー内臓の研磨機による砥石研磨では、品物の表面が波打ってしまうことがある。
- ドレッシングするツールをテーブルに置いて使用する方法も一つの工夫方法である。
- ドレッシングする際には、砥石の種類や粒度などの条件を適切に設定する必要がある。
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毎度です。 たぶん砥石カバーの上についているドレッサーユニットだと思いますが、#1さんも言われていますが剛性が弱いみたいでドレッサー側が負けて跳ねているみたいです。 そのため砥石がきれいドレッサーされず品物に波打ちが出ます。(うちでもそうでした) やはりマグネットチャックにダイヤモンドドレッサーを付けたブロックを置いて、ドレッサーするほうがきれいになります。マグネットチャックと砥石の当り面も平行になり波打もありません。 ※砥石のバランスがきちんと出ていることが前提ですが。 ちなみにうちのは50x50x50のブロックに砥石回転方向に10゜くらい倒したΦ10の市販のダイヤモンドドレッサーを付けています。(手作り) 10゜倒してあるのはドレッサー食い込みによる砥石割れ防止です。 ワークより高いものを数種類作っておけばワークを外さなくてもドレッサーできるので案外良いです。
「テーブルに置いてドレッシングするツール」とはどのようなものを言われているのでしょうか? ちなみにウチではポンチ形状のようなものの先にダイヤモンドの破片を取り付けてあるΦ10のもの(購入品で始めは50~60mmぐらいありますが、できるだけ短くしています)を厚み25mmぐらいのプレート(80*50ぐらい)に垂直に取り付けてドレッサーをしています。(弊社で組み立てましたが全く問題はありません) 私が思うに機械内臓のドレッサーで問題がないのであればテーブルに置くドレッサーが問題のような気がします。 テーブルに置くドレッサーはちゃんと垂直に磁石台などで固定はされていますか? 参考になれば幸いです。 ?「シム板の幅はどのぐらいの物をお使いでしょうか?」とありますが、 ウチでは0.03か0.05のシム板を入れます。 ?「十字方向にシム板を0.05挟んで研磨しました。」 十字方向とはワークの左右もシム板で挟むということでしょうか? 基本的には磁石台の上(磁石はもちろんOFF)にワークをおいて中央に縦向きにはさみます。(できれば一枚もので一枚だけ)左右にシム板は入れてはだめです。 ?「真中と、もし4つ角の何箇所かが浮いている場合・・・」 この問題があまりにも多発しているのであるならばフライス加工を見直してください。普通はほとんど凸か凹になると思います。 ?「結果は真中はねじれなかったのですが、角が浮いていたりして・・」 シム板を挟むことによってガタガタするのでは何の意味もありません。 ガタガタしない程度にシム板の厚みや幅をうまく調整してください。
お礼
こんばんは。お久しぶりです。具体的なドレッサーの説明ありがとうございました。弊社で使っているのは、マグネットブロックにタップがきってあり、ポンチ形状の先端にダイヤがついている物を固定するものです。かなり古い岡本の研磨機で使っています。 ちなみに、凹凸面の時に教えて頂いた、シム板の入れるベッド直接の研磨の方法を習得したいと思い何度か挑戦していますが、なかなか難しいです。実際に行ってみて、分からない点があったので、ここで書かせてもらいます。 ・シム板の幅はどのぐらいの物をお使いでしょうか?500×480の品物で挑戦しました。真中の凸面の下だけに十字方向にシム板を0.05挟んで研磨しました。結果は真中はねじれなかったのですが、角が浮いていたりして、綺麗な面にできませんでした。 真中の凸面の下にシム板を入れようとしたのですが、それだけの長さのシム板が無かったので部分的に入れたのですが考え方は合っていますでしょうか?真中と、もし4つ角の何箇所かが浮いている場合、そこにもシム板を入れるようにすべきなのでしょうか?これからも練習を積んで是非、自分のものにしたいと思うのでアドバイス頂けるとありがたいです。 こんばんは。貴重なご意見ありがとうございます。?「十字方向にシム板を挟んで」とは、品物が500×480の板なので、テーブルにおいた上面をダイヤルで測ったところ、真中に向かって広い範囲の凸面にどうシム板でカバーすべきなのか分からなかったので、品物の真中に縦方向+横方向に入れました。1枚だけで縦方向ということは、最も高い面に縦方向1枚で対応が正しかったということですね。?6F材を使っているので基本的には表面は削っていないものを研磨しています。細かい数値(品物表面のダイヤル数値)にとらわれすぎて、凸面の判断も足りなかったと反省しています。?シム板をうまく入れることができるよう頑張ってみます。 いつもながら自分の文章力の無さいつもながら痛感します。もっと的確な文章を書けるよう努力します。引き続き、シム板による凸面攻略を頑張ってみようと思います。
こんにちわ。弊社でも同じ現象が起きています。結局のところドレッサーガイド部の剛性が無いのでは?今ではもう、放置していますしマグネットにドレッサーを乗せてやっていますよ。岡本に聞いたことがあったが、良い回答が得られませんでした。 弊社では試していませんが、ドレッサーの形を変えてみてはいかがですか? 私が担当ではないので、試すことができないのですが・・・。 こんにちわ。他のレスを拝見しました。かなり古い研磨機みたいですね? 軸は振っていませんか?潤滑油はマメに変えていますか?(平面研磨機はかなり重要)機械はバランスはとれていますか? 岡本君の機械はそんなに悪い機械だとは思いませんよ!半導体関連でも使われているし、コストパフォーマンスも良いし、使いやすい! ちゃんと、手入れ(メンテナンス)をすれば10年~15年はある程度の精度は維持出来ますよ! 他社の平面研磨機で良いのは、やはり長島精工でしょう!納期はかかるし値段も他社の倍しますけどね。以前、テレビでも紹介されましたね。 かなり、評判は良いみたいですよ。 長島精工で検索すれば、いろいろと出ていますよ。
お礼
こんばんは。同じ岡本の機械であることなど共通の条件からのアドバイス本当にありがとうございました。確かにドレッサーガイド部の剛性は、無さそうです。もう一台ある研磨機はドレッサー部が放置されている関係で、マグネットのブロックにダイヤモンドツールを固定してある物を使っています。機械本来の機能(内臓式ドレッサー)なのだから、そちらの方が綺麗になると先入観にとらわれていました。ドレッサーの形を変える・・・これも固定観念から考えたことがありませんでしたが、検討してみます。岡本の平面研削機しか使ったことがないので、よく分からないのですが、もし他の会社の研磨機をお使いの場合でしたら、岡本の機械は精度的に良いものなんでしょうか?実際に他社の研磨機を体験する機会などないので興味があります。また、別の質問の時にもアドバイス頂けると非常にありがたいとおもいます。 こんばんは。重ね重ねありがとうございます。ご指摘のメンテナンスについては、改善すべき点が多々あります。潤滑油の交換などすべきことは、分かってはいたんですが、忙しさにかまけて、実行に移してませんでした。なんとか、早めに実行できるよう努力しようと思います。長島精工についても検索してみます。何も知らない、未熟者ですが、自分の技術力、知識の幅をひろげたいと思うので、また別の質問でも是非、アドバイスなどいただけると非常にありがたいと思います。本当にありがとうございました。
お礼
こんばんは。非常に具体的な情報ありがとうございます。原因について詳しく知ることができましたし、どういった方法でそれに対処しているのか。しることができて、安心することができました。ブロックのサイズを実際にしることができて参考になりました。またブロックを使うドレッサー方法について、いくつかの種類をつくることが、重宝することを知ることができ、狭い視野を壊すきっかけになりました。これからも、いろいろアドバイス頂けると非常にありがたいです。