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風車における塩害防止とは?
- 風車のコンポーネント製造において塩害対策は重要です。洋上風車には特に注意が必要で、ピニオンギヤ・シャフトなどの面圧が高い部品の寿命を延ばすための対策が必要です。
- 現在は窒化処理によりピニオンギヤ・シャフトの硬度をHv550程度にしていますが、塗装ができないため寸法精度が要求されます。
- 変形を最小限に抑えるためには、35μ程度の変形が理想です。塩害対策としては、塩分の侵入を防ぐコーティングや密閉性の向上などの方法が考えられます。
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潮風への防錆は、窒化ではやはり辛いと思います。比較的外界と遮断されていれば・・・と思ったのですが。。。 とりあえず、今のままでもグリース変更によって結構違いが出てきます。有名どころはご存じと思いますが、特殊環境でのグリース防錆でしたら下記などに相談する方がいい場合もあります。抜本的な改善は厳しいですが今までの倍の寿命くらいの延命なら可能性はありますよ。設計変更不要の改善ですから検討の価値ありと思います。 http://www.nihonkoyu.co.jp/ http://www.nippon-grease.co.jp/ http://www.adonet.co.jp/tasktex/grp/index.html http://www.moresco.co.jp/hp/frame.nsf/top_frame?Openframeset
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#2にあげた4社ならば今回の事例に相応のグリースを選定してもらえると思います。(一応そう言う目で選んだつもりです) もう少し詳細の条件を提示した上で、メーカに選定をお願いした方が賢明です。すみませんが、誤選定の危険性もありますので現段階での個人的な推奨はやめときます。
お礼
ありがとうございます。 条件の詳細を詰めた上、相談してみようと思います。
潮風は非常に錆びやすいですよね。 1.一口に窒化と言ってもいろんな種類がありますので、現行の窒化でもそこそこうまくいっているのなら、より耐食性の高い窒化への切り替えもありです。 2.メッキについていえば、かみ合い部でなければ耐食性はありますが、かみ合い部は面圧ではく離すると思います。 3.オイルバスがいいとは思いますが、風車ですので制動トルクの増加は気になりますよね・・・ 4.表面粗さは平滑なほど錆は進行しにくいです。歯研歯車の方が歯面の錆は出にくいと思います。 (その辺をふまえての私の考え) ※窒化のグレードアップですめばこれに越したことはなし。だめならば イ)ギヤ部はできるだけカバーリング、回転部は水切り構造にして外界との接触をさける。 ロ)力のかからない場所はメッキなり塗装なりで防錆。 ハ)かみ合い面は潤滑ポンプからの定期的なオイル滴下(歯研は状況判断) かな
お礼
回答ありがとうございます。 現行の窒化では錆は防げません。 また、ピニオンギヤには潤滑用のグリスをつけていますが、それでも完全には防げないのが現状です。 イ)で言われている方法が取れれば幸いなのですが、 ナセル内の温度上昇を防ぐ為に喚起口がありますのでそれも不可能なのです。 窒化の別の処理を模索していきたいと思います。
お礼
そうですね。グリースの改善であれば、設計変更も無く負担が減りますね。グリースはあまり考えていませんでした。グリースの検討もしていきたいと思います。 もし、よろしければ防錆油で良い物を知りませんか?現在NOXRUST66を使用していますが、その他に垂れにくく優れたものがあればいいなと思っています。 知っていたらぜひ教えてください。