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アルミ鋳物に焼き付け塗装で困っています
- アルミ鋳物に焼き付け塗装を行っている際に、塗装面にふくらみができて困っています。
- ふくらみの内部は空洞になっており、一部のみがふくらむ現象が起きています。
- 対策が難しい理由として、ふくらみができるまでの時間や時期、ロット、季節のばらつきがあるためです。
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剥離の現状がよく理解できません。パテ塗りの下部からの剥離なのかパテと塗膜の間の剥離なのか。全者なら密着性の良いプライマーを利用すれば解決するのではないか、後者ならプライマーと塗料の相性を考えて同一メーカーさんの塗料を利用されると良いと思います。またプロセス上の問題がないか、空焼きしたあと、塗装までの間に(素材に)シリコンやその他の透明な離型剤が付着していないか、シビアに診る必要があります。基本的にテストピースで、碁盤目試験などの剥離試験をやって問題なければ工程に問題があると思います。
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次のような話も聞きました。 飛行機の外板は主にアルミ合金で作られている。 アルミは耐食性が良好で、かつ、その上にアルクラッドと呼ばれる純アルミ等をコーティングして、常に表面に酸化皮膜がある状態にしています。 それなのに腐食が発生します。 塗装が「パリパリ」と浮いて爪や木片でこすると塗装がはがれ、中から白い粉がでてきます。 これが腐食だそうです。 ふくらみの下に異変がないかどうかの確認をする必要がありますね。 腐食が原因なら、アルミ専用の下地防食剤処理(通称アロジン処理)を実施する必要があるかも知れません。
お礼
なるほど。 塗装の浮き上がりばかり気にしていましたので"腐食"について全く考えていませんでした。 ありがとうございました。
例えばリターン材(鋳造時に発生するバリ、湯口、またコストを引き下げるための再生塊)を使用しているということはございませんか? アルミ合金にはシリコン、鉄、銅、マンガン、マグネシウム、亜鉛等の元素が添加されているのですが、再生塊には、新塊の適正な成分組成より添加元素が多く含まれ、一見きれいな素材に見えても、それが原因でかすを生じフクレが起きると聞いたことがあります。
お礼
素材自体まで考えたことはありませんでした。 早速調査し確認したいと思います。 ありがとうございました。
補足
説明に補足します。 パテ塗りのから剥がれてきてふくらんできてしまいます。 ふくらみ自体は、塗装割れ、ひびなどは起きていません。 同一ロットでも発生するしないの個体差はなぜなのかがいまもって不明です。 答えは大変参考になりました。 調査できるところからはじめたいと考えます。