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台形ネジとMネジの耐久性比較について
- ある部品のネジをTR12x2とするかM12x1.75とするか迷っています。部品はネジ締め,緩めを繰り返す物で、30,000N程度の軸力がかかります。ネジ山のかかりは充分ありますので軸力的にはM12x1.75で充分と思うのですが、繰り返し使用によるネジ山のヘタリを考慮すると台形ネジにすべきでしょうか?
- 台形ネジとMネジの耐久性を比較するための資料が見つからず困っています。ネジを締め緩めする部品には30,000Nの軸力がかかります。ネジ山のかかりはM12x1.75で充分であると考えていますが、繰り返し使用によるネジ山のヘタリを考慮すると台形ネジが適しているのか疑問です。質問者は耐久性の違いを示すような資料や情報を見つけることができませんでした。
- 部品のネジをTR12x2とするかM12x1.75とするか悩んでいます。部品はネジ締め,緩めを繰り返す物で、軸力は30,000N程度です。軸力的にはM12x1.75で充分であると考えていますが、繰り返し使用によるネジ山のヘタリを考慮すると台形ネジを選ぶべきか迷っています。資料や情報を探しましたが、耐久性の違いを示すものは見つかりませんでした。
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>計算式において台形ねじのほうが有利なのは、主にねじ山の半角の違いで「トルク係 数」が小さくなる為と理解して宜しいでしょうか? そう考えています。 ねじに同じ荷重を与えるための締付力は,三角ねじよりも台形ねじが小さく,台形ねじよりも角ねじが小さくなります。また,効率は,この関係と逆になって,角ねじの効率が最高になります。万力を回すのは楽ですが,三角ねじだと相応の力が必要になることからも実感できると思います。
下記URLでは,角ねじや台形ねじの用途を書いています。 http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/metalwork/basic/bolt/index_j.html http://www.nmri.go.jp/eng/khirata/design/ch04/ch04_01.html http://www.mech.saitama-u.ac.jp/koujou/kakou-kiso/2-4.html すなわち, 角ねじや台形ねじは旋盤の送りなど,正確な運動伝達などに使用される。 ねじプレス,ジャッキ,万力やバイスの締付けなど、力の伝達用として用いられます。 旋盤など工作機械の送り用のねじ(親ねじ)やプレスなどに用いられています とあります。 これらから推測できることは,次のとおりです。 ? ねじ1回転当たりの送り量が正確なので,摩耗が少ない。 ? 万力のように頻繁に閉めたり緩めたりする場合にも適している。 また,三角ねじと台形ねじの計算式において,締付力及び効率に関しても,三角ねじより角ねじ(または台形ねじ)のほうが有利だと理解できると思います。
お礼
早速のアドバイスありがとうございます。 やはり、ねじの用途から考えると、台形ねじのほうが妥当ですね。 計算式において台形ねじのほうが有利なのは、主にねじ山の半角の違いで「トルク係数」が小さくなる為と理解して宜しいでしょうか?
お礼
参考になりました。 ありがとうございました。