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塗装マスクの問題と安価な解決方法
- 塗装マスクを使用して塗装作業中に発生する吹き込みの問題について解説します。
- プラスチック品に成形マスクを取り付けて塗装する際に発生する吹き込みの原因と、発生を防ぐ安価な方法について考察します。
- 塗装作業における吹き込みの解決策として、凹凸に合わせた成形マスクの作成や塗装方法の見直しなどをご紹介します。
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私は 主にスピンドルタイプ(ワーク回転)の塗装をしており 同様の不具合で苦労しております。製品によっては 手吹きで塗装したり 使い分けております。 ・製品凹凸にあわせた マスクとの事ですが 製品の凹凸に完全に合っているかどうかは どのような検証をされているのでしょうか? 塗装の入り込みは ごくごく微々たる隙間から 入り込んでしまうことがあります。 製品とマスクのセット作業の作業効率を考えれば 隙間がそれなりにあったほうが効率は良い。 塗装の入り込みをどうしても防ぎたいのであれば 前の回答をされた方同様 作業効率は無視しなければならないかと思います(人海戦術)。 ・塗装自体は どのような タイプでしょうか? それにより 入り込みも変わってくると思います。 塗着効率を高めた塗装を求めれば 入り込みは多くなるし ガン角などの狙い位置・ 塗装条件によっても 変わりますよね。 アドバイスになって ないかもしれません 私の意見として お受けとめください。
プラスチック成形品のマスクでしたらABSからPP類に変更できないでしょうか、柔軟なので強い力で押し当てるとワークになじんで良いかもしれません。 変更が不可の場合は充填量を少し上げて、バリ気味にするとエッジが立って密着性が上がるかも知れません。また、金型の改造を検討するのも良いでしょう。 接する面の形状が平面だと、ラインがボヤケます。 私たちはエッジと言っていますが、その形状は2ミリほどの刃をワークに食い込ませるようなイメージでセットします。 いずれにしてもNGの塗装品を持ち込んで、成形の担当者とご相談されてはいかがでしょうか。
成形マスクの材質は何でしょうか? 電鋳成形マスクでしょうか? http://www.athene-group.co.jp/seihin/dentyu.html 吹込みが発生する原因としては、マスクのエッジの精度が悪い、エッジが破損している、又は製品をセットしたときに歪んで隙間ができている、などが考えられます。 仮にロボット塗装と仮定しますと、ガンの角度の調整や低圧ガンに交換する事により解決される場合もあります。 http://www.mesac.co.jp/jidou.htm しかし、どうしても解決できず、尚且つ吹き込み箇所が毎回限られている場合には、その場所にあらかじめ表面活性剤を筆で薄く塗るのも効果があります。 しかし、プラスチックとの相性がありますので、注意が必要でしょう。 いずれにしても当社の場合では、マスクに支障が出た時は、人海戦術でマスキングテープを施しています。
お礼
回答ありがとうございます。大変参考になりました。 成形マスクは、ABSと思います。マスク形状はワークに合わせて加工されていますが、塗る技術(ガン角度など)にも問題はあると思います。成形品の伸縮によるスキマもあると思います。ワークに接する面のマスク形状、材質について何か良い方法は無いでしょうか?
お礼
回答ありがとうございます。 非常に解かりやすい内容で大変参考になりました。材質、エッジ形状など再確認して見ます。