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遠赤外線について教えてください
- 遠赤外線を放射する物質としては、セラミックや炭化ケイ素がよく知られています。
- 遠赤外線を放射させるためには、各々の物質をある程度まで加熱する必要があります。
- 衣類などは非加熱でも遠赤外線を放射することがあり、その仕組みは不思議です。
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遠赤外線は物体を加熱しなくても放射しています。 ただし加熱した方が放射率が高い物が多いです。 どれだけ放射しているかは測定器で測定しなければなりません。常温での放射率は低い物が多いです。 非常に高い放射率を求めるには加熱が必要であると 思います。 NASA航空宇宙局が基準値を出しています。それを1としてどれだけ放射しているかを計測します。 温度によって違ってきますので計測器を持っているところで計測その他は、プロに相談してみては 相談先 三重県科学技術振興センター工業研究部窯業研究室 の室長を訪ねてみてください。相談に応じて貰えます TELして予約を取ってから訪問をお勧めします。
遠赤外線の量の問題でしょうか? 専門ではないので間違っているかもしれませんが、物質は常に赤外線を放射しているはずです。 放射しないのは絶対0度の時。 「絶対0度から温度が上がるに連れ、赤外線が放射されだす」だったと思うのです。 そうすると常温でも加熱の必要なく赤外線が出ているはずです。
一つ書き忘れです。 参考文献内に、加熱温度に関する記述の有無は未確認です。
何度まで加熱すれば良いかという質問には答えられませんが 測定することは出来ます。 また、材料屋さんが把握しているかも知れません。 遠赤外線については、ご存じだと思いますが 光や電波と同じ電磁波です。 地上にあるほとんどの物質から発散されています。 もちろん人間を含む生き物からも出ています。 その放射量が多いか少ないかで遠赤製品に使用される物質が決まってきます。 ご質問のセラミック類は、常温でも遠赤外線を多く発生していますし 加熱により更に大量の赤外線を発生させます。 参考書籍 「やさしい遠赤外線工学〈増補版〉 -着実な発展をめざして-」 高嶋 廣夫 著 ISBN4-7693-1143-5