- ベストアンサー
超硬材料のZ種について
- 超硬材料のZ種は、新しい材種であり、P・M・K種以外の選択肢として注目されています。
- Z種は高い硬度と耐摩耗性を持ち、切削加工や摩擦磨耗に優れた性能を発揮します。
- さらに、Z種は耐蝕性にも優れており、高温環境下での使用に適しています。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
お早うございます。 一般切削工具用超硬合金としては、PMK種がメインですが、Z種超硬は「超微粒子超硬合金」に区分されます。同じように0130迄グレードがありますが、PMK種に比べ硬度・抗折力が高く、穴あけ用工具としての用途がメインです。NACHIのアクアドリルがこの材種を使用しています。 因みにこのアクアドリル、三菱のZET-1ドリルと比べ、送り1.5倍で、寿命2倍のテストデータを得る事ができ、現在中量テスト中。近いうちに全て変更しようかと思っています。
その他の回答 (2)
お早うございます。 テストに使用したドリルはφ11.7です。また、切削液は水溶性でソリューションタイプ(現状使用品)を外部給油しました。
お礼
おはようございます。解答有り難うございました。同僚にもテスト結果を回覧しました。皆一様に驚いている様子でした。(上司も注目してました。)「新しい工具情報もしっかりと把握しなければ!」と思いました。 今回はさまざまなアドバイス頂きまして有り難うございました。(また何か有りましたらよろしくお願いします。)
アクアドリルのテスト内容について すみません、一つ誤記がありました。正しくは送り2倍で寿命2倍です。 被削材はS35C(特殊添加物有)、L/D=1.2の穴です。L/D=1.6のワークもあるのですが、かなりの特殊形状になるのでテストは未だ実施していません。加工条件は下記の通りです。 V=60m/min(90m/minでもテスト) f=0.15mm/rev→0.3mm/rev(アクアドリル) ステップフィード2回 WET加工(将来的にはDRYを検討) 能率3倍(周速1.5倍・送り2倍)でも加工は可能で、寿命も倍近かったのですが、目的が寿命UPでしたので能率2倍の条件で使用しています。加工精度も特に変化はありませんでした。 以上、参考になれば幸いです。
補足
早速の回答有り難うございます。すごい結果ですね!!カタログだけでは信頼性に欠けていたのですが、BEAT-Sさんのアドバイスで試したくなりました。ちなみにテストで使用したドリルの径はいかほどでしょうか?当方もS45Cを多く加工するので検討したいと思います。よろしくお願いします!!!。
お礼
BEAT-Sさん有り難うございました。超微粒子超硬合金は聞いていましたが、グレードまで有るとは知りませんでした。 ところで、当方にもNACHIのアクアドリルのパンフレットが回って来たようです。大変興味が有ります。どんな被削材に使用したのでしょうか?内容など教えて頂ければ幸いです。