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ヘアヌード写真集があるのなら・・・。

一昔前、女優さんがヘアヌード写真集を出す、となるととても大きな話題になりました。たとえば宮沢りえや葉月里緒奈など・・・。 最近はヘアヌード写真集はありふれたものになってしまいましたが、ヘアヌード写真集では、女性なのでうまく女性器の部分が映りこまないようにしています。 インターネットでは無修正の画像やビデオがありますが、メジャーな女優さんが女性器を直接見せる写真集をだすことについて、法律上の問題とかあるのでしょうか。

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  • tyr134
  • ベストアンサー率51% (851/1656)
回答No.10

日本では,出版物とわいせつ性について幾つかの大きな裁判があり,判例として今なお踏襲されているようです。 一番大きな事件は「チャタレー事件(1951~1957年)」と呼ばれるものです。 この事件は,イギリスの作家デーヴィッド・ハーバート・ローレンスが著した『チャタレイ夫人の恋人』を翻訳し出版したところ,当局からあまりにも性的な内容が含んでいるため日本政府及びGHQが押収,発禁処分にしました。 また,翻訳者の伊藤整と出版社の小山書店が刑法第175条(わいせつ物頒布等罪)に問われ起訴されました。 最高裁まで争われ,結果は有罪となりました。 この裁判で示されたのが,「わいせつ性の三原則」です。 内容は以下の通りです。 1・その内容が徒らに性欲を興奮又は刺戟せしめ 2・普通人の正常な性的羞恥心を害し 3・善良な性的道義観念に反する文章(以後の裁判では文章以外でも適用) 『チャタレイ夫人の恋人』は,世界的にヒットした名作です。 ですが,その内容があまりにも詳細な性的描写を含んでいた為に各国でわいせつ文書として扱われるようになりました。 ところが,時代の流れとともにこの作品の「わいせつ性」を否定する裁判が各国で行われ(表現の自由の進展)ました。 映画化も何度かされています。 ところが,日本では未だにこの三原則に拘束される判決が出続けてます。 それを示すのが,「松文館裁判(2004~2007年)」です。 この裁判は,漫画家のビューティ・ヘアと出版社である松文館の社長及び幹部らが逮捕・起訴された事件です。 結果は,チャタレー事件での「わいせつ性の三原則」を踏襲し当該漫画をわいせつ図画と認定し,検察側の主張は憲法で保障される「表現の自由の侵犯にはあたらない」としました。 因みに,この裁判に至る経緯に、平沢勝栄衆議院議員が関わっていたり,第一審の裁判長意見に「市場に出回っている多くの成人向け雑誌は、摘発していないだけで本来違法である」と述べられていたりと,色々きな臭い案件だな~と思ったりします。 他にも,「悪徳の栄え事件」や「四畳半襖の下張事件」などわいせつ性と表現の自由のせめぎあいを示す裁判が有名でしょうか。 参考URLはチャタレー事件の判決文です。 概要のほかにPDFで全文読むことができます。

参考URL:
http://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/detail2?id=51271

その他の回答 (9)

  • nagata2017
  • ベストアンサー率33% (6877/20341)
回答No.9

法律上の問題は 「猥褻図画の頒布」という言葉の 猥褻の部分の解釈です。 陰毛はいいけど性器はだめ」といった具体的表現ではないので どのようにも解釈できるのです。 そしてそれをどう解釈するかということは 最高裁の判例でしょうか。 どこまで写っていれば 「猥褻」 なのか。 過去に裁判で扱われた 画像についてね最高裁の判決です。 その前に 警察が検挙して 送検し 検察が裁判所に送る というところで 警察が具体的範囲を決めているのです。 それが最高裁の判決により判例として残ります。 過去には ヘアヌードが一般的になる前に ヘアヌードが掲載されたのは 『週刊新潮』1981年3月26日号が報道写真という名目で当時解 禁されていなかった陰毛を修正せず、グラビアページに「罰金二万円ナリ原宿春一番」のタイトルで掲載。 このときは警告だけで終わり。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.8

今、老若男女関係なく局部、それに女性の乳房の映像をテレビ放送することはタブーのように思われていますが、基準は各局微妙に違うようです。 局によっては全裸で暮らす部族であればそのまま放送することもあるし、女性の乳房でもそうです。日本人でも乳がん患者など医療関係の番組であればそのまま映す局もあります。私が「ちょっと基準がおかしいのでは」と思ったのは、日本人女性の写真家が上半身裸で暮らす部族に入って写真を撮るという企画で、現地民に違和感を感じさせないように本人も上半身裸になったのですが、この日本人女性の胸だけ映像修正されていたことです。 テレビ放送すら基準はまちまちなのですから、数年後に大きく変わるということは有り得るような気はしますが、有名女優が直接見せる写真集を出すかはまた別の話です。私は、せいぜいアダルトビデオ女優が出すくらいだと思いますね。

  • SPROCKETER
  • ベストアンサー率26% (2125/7983)
回答No.7

 インターネットが普及してからは価値観の変化が大きくなりましたからね。  ヘアヌードは映画から始まったものですが、ビデオカメラやデジカメが普及した頃から、結婚した夫婦が無修正で撮る人が多くなって、むしろ個人レベルでは規制は有名無実になっています。インターネットで公開されているヌード写真に無修正や猥褻な写真が多いのは、個人レベルの価値観が急速に変わっているのを反映したものでしょうね。  漫画やアニメに至っては、インターネットで無修正漫画が氾濫している状況であり、出版法の規制に縛られている漫画雑誌が売れずに休刊や廃刊に追い込まれている状況です。週刊誌が売れないのもヘアヌードが時代遅れだからかもしれませんね。  もっとも、政治倫理上の理由で規制撤廃は無理だと思います。漫画の表現規制では線一本を引くにも厳しく決められているほどです。アニメ表現も同じです。ヌード写真も禁止されているポーズや演出が数多くあるはずです。規制だらけなのが現実なのです。

回答No.6

法律と言っても、つまるところは、公序良俗に反するか?(=社会通念上ではうんぬんというあやふやな基準)ですから、最後は最高裁の爺さんたちによりますからね。(多分、最高裁のジジイ判事は女性器を直接みせたらアウトの判定だろうな)

  • seble
  • ベストアンサー率27% (4041/14683)
回答No.5

猥褻か芸術かは最高裁まで争われて、現状では一応のラインが決まっています。 それがへアまでです。女性器が写り込まないのではなく、編集で消しているのです。 それ以上なら、出版停止、回収命令、出版責任者逮捕となるでしょう。 ただ、ネットの影響で有名無実化しているのも確かです。もう一度最高裁までやれば反転する可能性も無くはないかと。

  • kuzuhan
  • ベストアンサー率57% (1585/2775)
回答No.4

法律上でいけば刑法上の「わいせつ物頒布等の罪」や、自治体の青少年保護条例などが取り締まりの理由になりえます。 ただ、芸術性を主張して出版すること自体を止めることはできませんし、有害図書に指定するかどうかも自治体等に委ねられていますから事実上あまりに過激なものでなければ流通を止めることはできないでしょう。 ヘアヌードというのも日本固有の概念で、ヘア(つまり陰毛)が写っている程度では「芸術性のあるものならば容認」されているのが実情です。日本以外ではわいせつ物かどうかについてはヘアの有無でなく、日本でも一昔前に比べると基準が下がってきてはいるといえます。 ここでいう「わいせつ物」は完全な性器露出、著しく性的興奮を助長するもの(行為の写真など)などが挙げられるので、写真集がよほど扇情的なものでなければ口頭で注意される可能性はあっても出版停止に追い込むのは難しいかもしれません。 ネット上にある無修正画像や動画については、そもそも規制対象外とみなされているものが多い(海外配信を指し止めることはできないという建前上)ので、「ヘアヌード写真集」とネットの画像・動画を同列に扱うべきではありません。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.3

「女性器」は何を見做すかは各論あるかもしれませんが、「膣」をそう呼ぶとすれば陰毛を消したところで女性器が写ることになりません。大陰唇は単なる「蓋」のようなものだからです。 これを言い訳にそういう写真集が出版される可能性が無いとは言えませんが、つまらないことにエネルギーと使いたくないというのが多くの出版社の本音でしょうから、実際にはよほどの覚悟がある編集者や写真家が現れない限り出版されることは無いと思います。

  • skp026
  • ベストアンサー率45% (1010/2238)
回答No.2

インターネット上については、画像や動画の配信を 海外のサーバーで行うことにより、日本の司法からの 追求を逃れようとしていて、いまの所はそれが 上手くいっているだけで、将来はどうなるか不明です。 (うまくいかず日本の司法に捕まった例も既にあります。) そして、同じように日本の司法から逃れて写真集を出すのでしたら、 その写真集も海外で印刷され出版することになります。 そうすると、日本で流通させることは困難なので、 利益を出すことも困難になると思います。

  • tzd78886
  • ベストアンサー率15% (2590/17104)
回答No.1

 日本国内に限ってみれば、法律上の問題とかは無いでしょうけど、あり得ないことは確かですね。私の知る限りではネット以外でこういう物は医学関係の標本のような写真や、裸で暮らす部族などに限られているようですから。メジャーな女優がこんなものを出しても現状では何の得もありませんから、出すことは無いでしょう。  ただ、こういう物は時流とともに変わるものです。それが普通になるときが来ないとは言えないでしょう。

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