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私の友人に、自衛隊の幹部の方がいるのですが、
ちょっとこういう出来事があったそうなのですが、皆さまはどう思いますか? 幹部(=将校)の友人は、ブラジルのサッカーが好きで、たまたま自衛官同士でサッカーの話題になった時に、「俺はワールドカップで日本代表とブラジル代表が戦うときは迷わずブラジルを応援するし、実際そうした。」と発言したそうで、そうしたらその発言について、話を聞いていた上官に「いくらスポーツとはいえ、国の代表が海外と戦っているときに海外を応援するというのは、一般の日本人ならともかく、国を守る職に就く人間のすることではない。」とかなりきつめに注意されたそうなんです。 これについて、皆さんはどう思いますか?幹部の友人を擁護しますか?それとも上官の意見を支持しますか?できたら理由もお願いします。 私は幹部の友人を擁護します。 国防は国防、スポーツはスポーツで別物です。スポーツの応援って趣味じゃないですか。それでいろいろ言う意味が分からないです。
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- torimochi
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お礼コメントへの返答としては、非常に単純化すれば、国家公務員の優先順位は、『自国>他国』という当たり前のロジックに基づいた発言だと思います。 国家公務員なら自国(自国民を含む)を優先しないのはおかしいと言っているだけで、若干、侮蔑的な言葉なのは、元は同じ組織に属していて、自衛隊が特に共産圏の軍隊と日々、軍事兵器を使用した示威活動を行っている現状を肌で感じているからだと思います。 また、スポーツ観戦と違い、応援と言うのは具体的な行動で、本来は自分の所属する団体に対して優先して行うという基本的な前提を無視したから、彼は注意されたし非難されている訳です。 たとえば、学校の体育祭、あなたのクラスは白組です。 しかし、あなたは赤組の方が沢山の友人が居るので赤組を応援しようと思いました。 応援合戦の時なら応援出来ますね、赤組がんばれ、白組がんばれってやつです。 では、それ以外の時、あなたは白組の応援席で赤組だけを応援しますか? 応援という行為も小さい頃からの教育課程であります。 そのセオリーを無視するってことは問題ありと捉えられても仕方が無い一面もあるんではないでしょうか? 軍隊は究極の体育会系などとも言えますが、軍人には高い忠誠心と団結力が求められます。 自衛官も同様に国家への高い忠誠心が求められるという事です。 日本では戦後、国家への忠誠などといった概念が忌避されている事も多いですが、そういう人物じゃないと危なくて任せられないという側面もあります。 国家への忠誠心が高いという事は、その構成員である国民もまた優先順位が高い対象になりますから。 最後に、一般人は国という大枠に内包された存在なので、国家という概念を意識することはあまりありません。 また、思想・良心(信条)の自由やそれに伴う言論の自由は、憲法でこれを保障しているので、問題ないという考えです。 日系ブラジル人も外国籍の人も日本国内には暮らしています。 その人たちも含め一般人は、その自由が保障されている訳です。 ただし自由には責任が伴いますし、立場によっては制限される事もあるということです。
- torimochi
- ベストアンサー率74% (67/90)
現実にあった出来事と考えれば、失礼ながら擁護する選択肢は無いかなと思います。 これは国防とか趣味とかの話ではなく、彼の幹部自衛官(というか社会人)としての資質の問題。 普通は「ブラジルのサッカーが好きなので日本代表とブラジル代表どちらも応援した」等と発言しますよね? たとえブラジルしか応援していなかったとしても、殆どの人は日本代表を応援しているんですから。 常識的な思考の持ち主なら「迷わずブラジルを応援するし、実際そうした。」なんて、複数人相手の会話の時、不用意に発言しないはずです。 なので、彼がいくらブラジルのサッカーが好きでも、どういう意図で発言したのか疑問符が付きます。 ブラジルサッカー好きゆえの暴走か、はたまた人とは違うオレ様カッコイイ思考なら、まだ救いがあるかも知れませんが、彼が「素」で発言したのだとしたら、社会性や協調性などの面で問題がありますし、組織への帰属意識(エンゲージメント)が低く幹部自衛官としての資質に問題があると評価された結果の厳重注意だと思います。 彼の発言に、上官なら、どんな失言が飛び出すか分からないから他国軍との交流には参加させたくないと思うでしょうし、重大な局面で選択ミスをするんじゃないかという不安を感じたかも知れません。 また、彼の部下なら特定の人物を贔屓してミスをこちらに押し付けてくるんじゃないか? 同じ事をしているのに公正に評価してくれないんじゃないか?と考えるかも知れません。 ……極端でしょうか? 正直、彼にとっては何気ない発言なのかも知れません。しかし、異常とまでは言いませんが、状況から、宗教に傾倒した人物や精神病質に近い何かを想起させ、そういった不安要素を内包した結果としての、きつめの注意だったんじゃないかと自分は考えます。 最後に、上官の発言は至極まっとうだと思います。 自衛隊は、その教育課程から国家公務員として国庫から給与が支給される、非常に国家権力に近い組織な為、優先順位は第一に国家(広義の意味での)への帰属ですし、その構成員にも当然ながら、それが求められます。 これに関して強制されていると感じる方もいるかもしれませんが、海外の軍隊でも当たり前の思考であり、比較的国家への帰属意識が希薄な日本人にとって、外国のそれは洗脳に近いと感じるかもしれません。 なので、首相から地方公務員まで日本代表を応援または支援するのは自然の流れとも言えます。実際、現在開催中の冬季五輪で選手を輩出した地方では、パブリックビューイングなどの準備をして地元を盛り上げて居ます。 さて、もし、そんな中、ある公務員が、地元選出の五輪選手を差し置いて海外の選手だけ応援すると言ったら? スポーツは平和の祭典? それはあくまで建前で、極論すれば、スポーツも戦争も国家の経済活動の一つに過ぎないのに? それは今期の冬季五輪からも十分に感じ取れると自分は思います。
- meido2010
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今の時代に「踏み絵」ねぇ。 日本の国の為に戦え。とは勇ましいが、それで多くの中国人や韓国人を 殺傷してきたのも事実。 それを反省して日本国憲法ができて現在の日本がある。 という理念からすれば、正しい判断はどちらにということも頷けます。 戦時中に、アメリカの日本人部隊に配属された日本人はどう思って 戦ってきたのでしょうか。 また、現在の中東で戦っていたイラン人、イラク人に加えてアメリカ人 は誰の為に戦っているのでしょうか。 軍隊とは所属された部隊がどこの国であるかによって、戦う相手が決ま ってくるので人種や国籍や宗教なども関係ないと言っては言い過ぎかも しれませんが、実際そうなんですからそうなんでしょう。 そこで自衛隊は日本国の所属です。 しかし、スポーツは世界各国共通のものであり、国は介在しないという 取り決めがあります。 まぁ、友人の方はそれで納得はしないと思いますので、スルーすれば 良いのではないですか。
- nagata2017
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自衛隊は軍隊ではありませんからね(と前身である警察予備隊ができたときから政府はそう言い続けてきた) 警察予備隊が作られたのは1950年のことですから 68年目ですね。 軍隊ではないと言い続けたのは。 安倍が憲法改正に成功すれば 軍隊という名前になるのでしょうか。 そうすると上司の言うことが正義になっていくのでしょう。
- seble
- ベストアンサー率27% (4041/14683)
例え、敵兵であっても人間です。こちらへ向かって実弾を撃ってくるのですから、こちらからも殺してやろうとする訳ですが、それでも相手も名誉ある戦士であり人間です。 その区別はしっかりして欲しいと思います。 敵兵であっても投降してくれば無闇に殺したりしませんし、捕虜にしても虐待などもっての他です。 しかもスポーツです。実戦相手ならまだしも、仮想敵国であっても応援したって構いません。彼らも国の威信をかけてルールに則って正々堂々と闘っている訳です。敵に塩を贈るじゃありませんが、エールを送るのがどこが悪いのでしょう。 それが武士道と思います。 俺はオリンピックなんて興味ないですけどね、w
- SPS700
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僕は、個人と、個人の国籍とは別物、個人と個人の属するスポーツチーメは別物、スポーツチームと国とも別物だと思います。 だからそれを混同する上官も、そういう人が周りにいるのに不用意な発言をする人も、まずいと思います。
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2711/13692)
自衛隊でなくてもそう言いますよ。Wカップで日本とブラジルが対戦したとして(する可能性は限りなく低いが)、ブラジルを応援する日本人がいたら気持ち悪いことおびただしい。そういう日本人がいたら蹴飛ばします。愛国心がどうのという話ではありません。一種の変態です。
- iwashi01
- ベストアンサー率17% (187/1051)
ご友人を支持します。 理由は、国防(仕事)とスポーツ(趣味)は別物だからです。 しかし、趣味は趣味、仕事は仕事で、別個に考えられない人間もいるということなんじゃないですかね ご質問の事例だと、上官自身が、国防とスポーツを別物として考えられない、ということなんだと思います。 上官自身がそうだから、部下に対してもそれを前提として注意したのかと。
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
自衛官が、軍だと仮定しますね。 どのようなジャンルでも、他国のファンであるということを身内の中かもしれないけど公言する行為は、その人を外国の軍関係者が籠絡する手段を想定出来るという意味で、やるべきではありません。 スパイ行為は、スパイでないふつうの軍関係の人が情報を漏らすことから始まります。 些細なきっかけから始まり、気づいたときには協力をしていた、せざるを得なかったという形に追い込むのが、実際に行われた軍関係のスパイ行為ではよく見られたことです。 鉄のクラウスを籠絡しようとするスパイはまずいないでしょう? 私は、政治家やサラリーマンならともかく、軍関係の人の場合は、その上官を指示します。 ただ、私自身は自衛隊を軍だとは思っていないので、その上官は、ヤリスギダと思いますよ。軍じゃなきゃ守るべき機密の存在は、民主主義の国では許されるべきではないと思っているので。 このご質問、ある政治案件の試金石になる面白いものだと思います。
- KoalaGold
- ベストアンサー率20% (2539/12475)
なんとなく上官の気持ちがわかります。日本より相手国を応援することで日の丸を踏んづけてる気がしたんじゃないでしょうか。 お笑い芸人同士ならば「おまえなあ、日本人やろ、何考えてるんや、おまえは敵か」と バンっと叩くところです。 スポーツであり、強いチームが好きとか個人の趣味の領域ですが、日本とぶつかって愛国心を反故にしたという雰囲気がまずいのです。 上司の前でブラジルが好きという部分を押すのはいいと思うんです。ただ日本を全く応援しないわけではない、ここは辛い部分だなあとぼかすべきなんですよ。大人なんだから。 というわけで上司だって言いすぎたかなと思ってるかもしれませんから、ぶつからずに自分の愛国心をそれとなく上司の前で見せていければこのこだわりは消えると思います。 一番良くないのは「スポーツと愛国心をごっちゃにした上司が悪い」というステートメントを作り上げてしまうことです。そう思うとそれは表情に出ますし行動に出ます。上司は悪くない、私も悪くない、です。
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お礼
回答ありがとうございます。実は、もう一人元、自衛官の友人(曹、つまり下士官まで昇進した方です。)がいて、その人にこの幹部自衛官の友人の話をしたところ、正直、海外に文化面にしろスポーツにしろ、やたら傾倒している人間は自衛官、ましてや幹部になんてなるものではない。 そういう人間は極端な話、外国のスパイになる可能性が否定できず、自衛隊とブラジルが何らかの形で関わる時、に判断が鈍りかねない、とのことでした。 それに加え、ワールドカップは実質、国の威信をかけたもので、それを国家公務員が祖国と外国が戦う時に外国を応援するなんてのは一種の売国奴で、ある意味、国家反逆者だ。とまで非難していました。どう思いますか? この元自衛官も、一般人ならどこ応援しても構わない、と言ってます。