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日本円

日本政府は世界に冠たる借金を背負っているのに、日本円がここまで信用されているのはなぜでしょうか。

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noname#252929
noname#252929
回答No.7

この話、TVのワイドショーなどでも勘違いした解説をしている人が多いんです。 なんで一般的に国の借金が多いといけないのか? 国が借金する場合、誰から借金することが多いでしょう?というところを知っていないとダメなんです。 ほとんどの国は、外国に対して借金をします。 その時に、借金する国ですから、自国通貨ではなく、基軸通貨での借金をします。 主に米ドル、円、オールトラリアドル、ユーロなどです。 ここで、じゃぁ、米ドルで、1ドル100円で借りたとします。 国の景気が悪くなると為替はどうなるかご存知かと思います。 ドル高になるわけです。 1ドルが200円になったとします。 100円で借りたものが、返す時の為替のために200円返さなければいけなくなるわけです。 (借金する時に景気が良くなることは少ないですので、為替が良い方向に動くことは考えにくいわけです。) 日本国内から借りていたらどうなるでしょう? どんなに為替が悪くなっても、100円は100円なんです。 さらに、国内でインフレが起こったらどうなるでしょう? ハンバーガー1個の価値が基準にしやすいのですが。 ハンバーガー1個が100円の価値だったとします。 インフレが起こりました。インフレ率が100%になったとします。 この時、ハンバーガーは200円になりますが、給料も2倍になりますので、ハンバーガーの値段は上がったけど、価値に変化はないわけです。 借金はどうでしょう? 借金は、金額ですので、インフレになっても数字は変わりません。 では、価値はどうなるでしょう? そう、半分になってしまうんです。 これが、海外の国と日本の政府の借金の大きく違うところなんです。 で、日本政府はインフレ誘導をしていますので借金はそれだけでも価値として減って来るわけです。 これが外国から借りた場合、どうなるでしょう? 100ドルを借りたとして、インフレ前は1万円になります。 インフレなってもハンバーガーと同じで価値はわかりませんので為替相場が動き、1ドルは、200円に動いていきます。 され、では、その借りたお金を返すのは、インフレ前に1万円でよかったものが、インフレ後でも100ドルに変わりはありませんので、為替を考えると、2万円。まぁ、価値は変わらないのです。 日本以外の多くの国では、国内での借金ができず、外国からの借金になるので、こういうことになるわけです。 しかし日本の場合、その借金先は日本国内であるため、為替の影響はなく、インフレだけで借金は大きく減ってしまうという特徴を持っているのが、他の国の借金との大きな違いになっています。 これを理解しないで、他の国と同じ考えで借金の金額について騒いでも意味がないんです。 これを知っている海外の金融系の人なら、日本の借金が大したことはないということは理解できますので、日本のに対しても信用があるわけです。 このへん理解できない方は、金額だけしか見ないで、あの国より、GDP比で大きいから危険なレベルの大きな借金じゃないか!と大騒ぎしたりするんです。 もちろん、日本がドル建てなどで借金をしていれば危険と言えますが、円での借金なので、国際的には大した話じゃないんです。

その他の回答 (9)

noname#251489
noname#251489
回答No.10

もう既に正解と言えるコメントが複数あります。 まだ、締め切らないのですか? 「借金」と言うからには、貸主がいるはずです。 日本の「借金」の貸主は、外国でなく日本国内です。 マスコミでは、日本の借金を国民一人当たりの負担額(借金)などの例を報道したりしてますが誤りです。 負担(借金)などではなく、国民が国に対して貸付けているのです。 ↓ http://logmi.jp/14626

回答No.9

自由主義経済の経済圏の中で、独立しているから。 ドル経済圏、ユーロ経済圏にトラブルがあったときの避難先として利用できるからですね。

  • maiko0333
  • ベストアンサー率19% (839/4401)
回答No.8

https://www.youtube.com/watch?v=qC_FE5fdiUs 麻生財務大臣が解説しています。

  • Nouble
  • ベストアンサー率18% (330/1783)
回答No.6

公債発行額とは、別に 大量の、海外資産も 同時に、有しています、 但し、其れ等 収支までは、判りません。 加えて、 諸外国は、国内に 大量の、円を 抱えています。 日本が、倒れた場合、 連鎖的に 危機に、陥る 危険も、否めません、 況してや、 再度の、大恐慌なんて 誰も、受け容れられません。 また、 其れ等を、リスクとして 切り捨てたく、なるような 国勢でも、ありません。 総じれば、 倒れるだけの、ものも、 倒す、動機も、 倒した後の、リスク許容も、 倒れるには、 まだ、希薄だ、 と、思えます。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11082/34532)
回答No.5

http://www.garbagenews.net/archives/2126503.html 日本の借金は主に国債を発行することによって賄われているのですが、その借りている先のうちの90%以上はなんだかんだで日本国民から借りているお金です。 これが国債を買う人を海外投資家に頼っていますと、こういう人たちはその国がどうなるとか国民がどうなるなんてのは知ったことではないですから、とにかく金利をぶったくらないとお金を出してくれないんですな。高金利の借金になるし、それに頼りにしていた外国人投資家が「いやー、貸し倒れが不安だから貸さねえわ」となって買い手が付かなくなると財政が破綻(デフォルト)することもでてきます。 日本の場合、もし仮にデフォルトを起こして国債が紙屑になったとしても、そこのほとんどは日本人の貯金が失われるだけです。また日本国債を国民が「国が保証する投資先だから安心」とこぞって買い求めるので結局借金とはいえ国民の貯金を使っているようなものなわけです。 これは海外投資家からすれば、自分たちにとばっちりが飛んでくる可能性が低いので信用できるとなるのです。また日本は世界のどこで戦争が起きても巻き込まれる可能性は限りなく低いです。北朝鮮くらいですよね、戦争に巻き込まれるとしたら。そうなると、戦争が起きて不安が起きたときに「安全な資産の避難先」として日本円が選ばれるのです。これは永世中立国のスイスも似たようなところがあります。

  • hekiyu2
  • ベストアンサー率35% (271/774)
回答No.4

借金といいますが、それは日本が日本に借金 しているだけだからです。 外国からの借金は10%にも満たないです。 信用されているのは、政治的、経済的に安定している からです。 米国はトランプさんの出現で政治が不安定に なっていますし、EUも、日本に比べて安定度が 低いです。 それに加えて、日本はデフレで円の価値が高い ですから、何かあれば円が 買われる要因にもなっています。

  • koncha108
  • ベストアンサー率49% (1313/2666)
回答No.3

日本の借金の大半は国債。その殆どが日本の金融機関が保持しているものなので、日本の債務が異常なほど巨額とは言え海外から見れば日本国内にとじた話なので債務不履行に陥るようなことはないだろうと思われていると思います。 信用があると言っても比較の話で他の通貨よりも安定していると言うことで通貨として強いかと言うとそう言うわけでもなく変動が少ないと言うことで、投資にリスクが発生したときなどの退避場所として使われることが多くなったと思います。

  • nekosuke16
  • ベストアンサー率24% (903/3668)
回答No.2

戦争による廃墟から立ち上がり、国民が一丸となって築き上げた世界有数の経済大国であり、その根底にある精神は、自衛隊や民間を含めた海外経済協力にも見られるように、あくまでも、自国の利益よりも、それぞれの地域の発展を優先するような、極めて人道的な特徴を有している。 国民性の面でも、かつての儒教的道徳心から引き継がれた「仁義礼智信」など精神は、常に自分ではなく、他者を重んじる方向性からも、そこに、親切心や信用、思いやり、綺麗好きなどの他者への配慮が無形の信頼感として世界が認識する。 そして、戦後数十年の歳月の中で育まれた国民性の中から、経済力を伴った盤石な国際的な信用を獲得した現在がある。 また、敗戦から不戦の誓いを立て、二度と再び戦争に加担することはないという国民的信念の中で育まれた世界でも希に見る徹底した平和主義は、日本という国家に対する世界の視点という意味では、これまで一切の地政学的なリスクを抱える要素が見当たらなかった。 北朝鮮の不穏な動きの中で、確かに事態は変化しつつあるものの、日本の国際社会に対する群を抜いた経済力を基盤とした安心、安全という理解が、他の国々の抱えるあらゆるリスクを超越していたということではないですか? だからこそ、徹底した平和主義でなければならない。 戦争は、この信用に水を差す最悪のシナリオだと思いますよ。

  • himano
  • ベストアンサー率30% (52/171)
回答No.1

日本はどこの国よりも平和で 戦争も起こらないだろうと 思われているからです。

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