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Webデザイナーの転職に役立つことを教えてください

彼女がWebデザイナーの仕事をしているのですが、理不尽な仕事の振り方をされたり、キャパオーバーの状態が繰りかえし起きたりといった状況で、転職したいそうです(職種はそのまま希望)。 転職サイトには登録していて、たまにエージェントとの電話もしているのですが、やはり忙しく、本腰を入れての活動はできていないようです。 そこで、転職を進めるために、私になにか手伝えることはないでしょうか。 彼女は勤続5年で、転職経験はありません。 また、私も転職経験はなく、デザインやWebに関してはほとんど素人です。 同じような境遇で転職経験のある方(もちろんない方でも)、こんなことをしてくれたら助かるなあ、と思うことを教えていただけませんか。 ちなみに、いまのところ私がやろうと思っているのは以下です。 ・できるだけよく話を聞いて、転職目的の明確化をサポート ・一般的な転職のフローを理解(どんなタイミングで何を行えば良いのか) ・転職先候補の企業情報調査(帝国データバンクや東京商工リサーチを利用?) よろしければご回答よろしくお願いします。

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  • hue2011
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回答No.1

転職のときにブレてはいけないのはこういうことです。 今の職場で不満なことはあるでしょうが、いったいなにがいやなのか、それを書き出してみることです。往々にぼんやりした不満足という場合があり、その場合ははっきり言葉にできません。 たとえば終業時刻がでたらめなのが困るというならそれは書けます。そしてそれがどうだったらいいか、も書いたほうがいい。給料が少ないというなら、いくらなら我慢できるのかが想定できたら書いたほうがいい。 仕事の方法とかやりかたで上司なり同僚からいやなことを言われたというようなパタンなら、注意して書かないといけません。その個人の態度や存在が気に入らないのか、指示内容が自分の思想と違うのか、で大幅に違いますので。この場合は、人間がいやな場合は転職したって別のいやなやつと出会う可能性がありますから、書いても仕方がないことになります。仕事の方法論であれば、そういうやりかたを提案できる就職先かどうかは面接すれば判断できますから、書く意味があります。 さて、仕事の分量がオーバーフローするとか交通整理がおかしいという話は微妙です。それは自分の能力技量不足の要因の場合もありますから。もし自分に起因するなら、どこに転職してもかならず再現します。 そういうことをとにかく書き出し、考えてみるんです。 いまのところが悪い。だからどこか別のところだったらましなはずだという発想は、開いてみないと何が入っているかわからない会社に転職する理由としては薄弱ですし、リスクを増やす可能性があります。 そして、会社の評判なんて、取引先の評価ではなく、働く身で書かれた場合は悪いことばかりになるのはご存知だと思います。2chがそういうメッカですので。満足しているひとはわざわざネットに絶賛なんか書きません。バカヤローと思っている人間だけが書いて発散するのです。 帝国データバンクで調査するなんて、別に否定はしませんけど、働く人間に助けになる情報が得られるとは思えません。決算書をはじめとする財務状況、対外的な業績がどうであるとか資金をどう回しているか、どういう法人のつきあいがあるかがわかるだけです。それは「つぶれない会社か」を判断するならいいですけど、そこで働いて幸せかどうかは全く無関係だからです。投資をする立場では重要な情報かもしれませんけど。 少なくとも自分が今抱えている問題、それを片付けられそうに見える会社の中で本当にそれが期待できるのか、を判断するというのが重要だと思います。まず不満を洗い出すのが一番重要です。そしてその不満が、自分の努力とか工夫で解消する要因があるのか、全く環境を変える必要があるのかを考える必要があります。 まあここまでは原則論をお話ししましたが、Webデザイナーの場合、私が見ていてきわめて重要なポイントがありますので、後半でそれをお話ししておきます。 この職種の場合、求められる唯一のことは「コミュニケーション能力」です。デッサン能力でも編集能力でもありません。ましてや人事管理能力でもありません。それを彼女さんは理解していますか。 必ずお客のあることで、Webデザインの場合打ち合わせで客は必ずつべこべ言ってきます、というかつべこべ言わないといけないと客のほうで思っている。当然デザインの専門家じゃないから、言ってくる視点はたいがいずれていてその通りにしたがったら惨憺たる状況になります。とはいえデザイナー側から否定はできません。 当然打ち合わせでNGになるとまた作り直しで時間がかかり、2回目でも実際におこなった修正はまずいということが客にもわかりますからまた指示が出ます。 こういうことを繰り返すだけで、結局蹴られるものを何回も作り直す時間が無駄だとか思う結果、必ずキャパシティオーバーだと泣き言をいうようになるのです。 こんなことを片付けるのがコミュニケーション能力なんです。客は十分つべこべいったという満足が得られ、デザイナー側は無駄なごみ仕事に大量の時間をつかわないで済めばいいのです。 私の知っている有能なデザイナーたちはどうするかというと、最初から「捨てられるもん」というデザインを数種類用意しておくのです。採用してほしいのはその中に混ぜます。というか5つあったら3番目に、7つあったら4番目に置いておくのです。いちばん真ん中です。 ボツ案は最初からボツのために作成しますからストレスはありません。またデザインツールは自在ですから、1つに1単位時間が必要なもののボツを4つつくるのに1単位時間なんて必要ありません。いいですか、無駄な時間は消費しません。 これを順繰りに見せたら、1番目のもので「こりゃダメだね、こういうところが、そういうところが」と客は難癖を簡単に付けられます。満足がいくまで否定させて2番目を見せるのです。客はまたケチをつけようとしますが、今さっきやらかしたので多少体力は落ちています。そしてケチをつける目がやや緩くなっています。2番目は1番目と違う難癖がつくようにしこんでありますから、1番目の問題が片付いたらこうなるかもしれないというシミュレーションになります。 こういう見せ方をして仮に5つ見せたら、5つ目には客は相当疲れていますので、ケチをつけるのももういいかなと思うけど5番目はやっぱりだめだなと思うわけです。そうすると、前のほうがいいかなとリワインドがかかります。 人間の神経の性質で、どうも3番目が一番いいかな、と思ったら、もうそれで決定し、次の打ち合わせであれこれを言う気持ちなんかなくなっています。ほとんどの場合、一番真ん中にあるものが一番良いと考える癖が人間にはあります。 思いっきり時間が短縮されました。いやだと思いながら作り直してまた否定されるというストレスもありません。最初にボツを想定して作ったものに関してはたくんでやっているので、むしろ楽しい気持ちでやれたのです。キャリーオーバーなんてまず起きません。 客は偉そうに来ましたが、まあ道場でしごかれて帰るということになります。そして自分自身もさんざ考え、言うべきことを言いきったと思いますからあとで蒸し返しをしようとは思わなくなっています。 もし自分がリーダーであってこの作戦で部下を動かしたら全員るんるんで家に帰れます。 Webデザイナーの賢い人間はそういうことをしています。そういう勉強をしていてもやっぱり転職を考えるかどうか、が大きいことだと私は思いますよ

jibunnha
質問者

補足

びっくりするくらいたくさんのことを教えていただき、大変ありがとうございます。 ちょうど、やりたいことや行きたい場所などをノートに書き出して相談する文化があるので、その延長でお互いにいろいろ書き出してみようと思います。 そして、 >少なくとも自分が今抱えている問題、それを片付けられそうに見える会社の中で本当にそれが期待できるのか、を判断するというのが重要だと思います。 >まず不満を洗い出すのが一番重要です。そしてその不満が、自分の努力とか工夫で解消する要因があるのか、全く環境を変える必要があるのかを考える必要があります。 この箇所を常に頭に置いて、できることを考えていきたいと思います。 また、後半の内容はWebデザイナー以外にも通じるお話で、私にとっても大変参考になるものでした。 彼女の話を聞いている限りでは、社内の人材・工数の不足、彼女の立場や立ち回り方(Webデザイナーの中では最若手なこともあり仕事を断れない。スキルが割と幅広く、便利屋になりつつある。結果多くの案件を抱えるが、次回受注のことも考えるとなるべく質を上げたいという考え。)が、忙しくなってしまっている主な原因のようです。 ただ、教えていただいた内容も役立つ場面があると思いますので、話してみようと思います。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • 9133313
  • ベストアンサー率19% (266/1349)
回答No.2

ものすごく、きつい表現をしますね。 Webデザイナーは専門学校卒でもこなせる職業です。 パソコンのツールを駆使し、切り貼りができればOKな世界です。 もう少し、スキルが上がればユーザに提案し、仕事をとれるか・・・ 頭の固い人、臨機応変に対応できない人には向かない職業です。 >やはり忙しく、本腰を入れての活動はできていないようです。 →この時点でアウトです。

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