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ブレーカーの違いについて
一般的なヒューズレスブレーカーと漏電ブレーカーがありますが、 どのように違うのでしょう? ショートした時を考えればどちらのブレーカーでも一緒だと思うのですが 其々の特徴(特性)を教えて頂きたく思います
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普通感電したときに流れる電流というのは数ミリアンペアから多くても100ミリアンペアも流れていないと思いますので、この場合ノーヒューズブレーカーは落ちません。1アンペアも流れると生命に関わってくると思います。 ただ、普通感電するときは体の一部が非接地側の線にふれてそこから体を通り大地に電流が流れていくという流れになると思います。この場合最近の住宅では主幹のブレーカーは漏電ブレーカーが付いていると思いますので、このブレーカーが落ちて家中停電することになります。 主幹に付いている漏電ブレーカーは普通30ミリアンペアぐらいだと思いますので、これより感度の良い漏電ブレーカーを分岐回路に取り付けておくと普通はそちらが先に落ちることになりますので、家中停電することは免れます。主幹の方が先に落ちることが100パーセント無いとは言い切れません。
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- B500
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ノーヒューズブレーカー(ヒューズレスブレーカー) 定格の電流を越えたときに回路を遮断します。家庭用では2P1Eと2P2Eと呼ばれるものがあり、100V専用、後者は100V,200V兼用です。2P1Eは片側(黒い線がつながっている方)しか電流を感知する素子が付いていません。普通は片側から出ていった電気は必ず反対側の線から帰ってくるのでこれで良いのですが、漏電の場合出ていった電気が地面へ流れていって帰ってこないので素子が付いていない側の線が漏電した場合電流が定格を越えてもブレーカーが落ちないので200V回路にはつかえないのです。 家庭に来ている電気は単相3線式100/200Vと呼ばれるもので3本の電線で家庭に来ています。通常屋内配線では赤白黒の色分けがされています。 このうち赤と黒の線から電気を取り出せば200Vとなり、白と赤、黒の組み合わせは100Vとなります。そして、電柱に乗っているトランスのところで白の線は地面にアースされています。このため家庭に来ている線のうち、赤と黒の線は地面につなぐと電気が流れてしまいます。この流れ方が漏電です。 漏電ブレーカーは2本つながっている線の出ていく電流と入ってくる電流を測定していて、出入りに差があると回路を遮断するようになっています。そのため電線を2本ともつかんでしまったときの感電時には作動しません。あくまでも漏電で感電したときに作動するようになっています。 最後に屋外へもっていく電線が細く、ショートする可能性がある場合はノーヒューズブレーカーも必要と思います。細い線では中途半端にショートしても元のブレーカーが落ちない場合もありますので。電線が2mm2ぐらいの線であれば漏電遮断器だけでも良いと思います。 長文になってしまいすいませんでした。
- VN1500
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ブレーカーの違いには詳しく説明されているので、お礼の部分にあった質問についてなのですが… 室外に伸ばしたコードを室内のコンセントに差し込む、という前提でお答えさせていただきます。 No.2の回答にもあるようにそのコンセントのところに漏電遮断器を付ければ充分だと思います。 直接コンセントに差し込むタイプの物が有りますので、それを使用されると良いでしょう。 ただし、漏電や過電流、短絡は事故であり、それが起きないような配線をするというのは大前提です。 使用される機器の容量をカバーできる電線を使う、雨等での漏電が心配ならば接続部分等の防水は万全にする、といったことも大切かと思います。
お礼
コンセントタイプというものがあったとは知りませんでした。参考になります。 また、御指摘の防水処置はしっかりと行うようにしたいと思います。 ありがとうございました
- unos1201
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補足です。漏電遮断装置で十分に予防できる可能性が高いのですが、2重に配置すると危険をさらに防げます。 室内のコンセントから出たすぐの場所に漏電遮断装置を入れれば、それより先は外側のどこで起こってもある程度防げます。過電流は室内のここの15Aブレーカーでも対応できますので、あまりにもブレーカーが落ちるようなら5Aとか10Aのヒューズレスブレーカーを入れてもいいのではないでしょうか。 専用の配線を外部につくるのがベストでしょうが、その代わりになら、漏電遮断と過電流の2段はある意味標準かも知れません。くれぐれも配線の途中が過熱して火災を起こさないように十分な電線を用意して下さい。細いと結構怖いです。
お礼
早速の御回答ありがとうございました。 お勧めのとおりダブルでブレーカーを設置しようかと思います。 >ブレーカーが落ちるようなら5Aとか10Aのヒューズレスブレーカーを入れてもいいのではないでしょうか この件ですが 室内15A で漏電ブレーカーの前後に10A程度のブレーカーを挟むことにより大元のブレーカーが落ちることを防止できるということで宜しいでしょうか?
- unos1201
- ベストアンサー率51% (1110/2159)
15mAとか30mAの漏電の際の微小な電流を感知してブレーカーを落とすのが漏電遮断機能です。 これに対して、主幹ブレーカーは30Aとか50Aというような規定の電流を少し超えただけでは30分とか大丈夫で、1.5倍とかになると数分で遮断、3倍程度で数秒で遮断します。 漏電は高速で遮断し、0.1秒とかの時間で遮断するので、人への危険を最小限にし、火災等も防ぐ目的ではありますが、特別な波形に反応するので、必ずしも反応しないのです。定格の波形からずれたり、その基準以下での漏電みたいなものには反応しないので、絶対に安全とは言えませんが予防装置ですので、無いよりかなり安全です。 外で電気を供給したり、お風呂や水周り、ウォッシュレットには装置にもついているのが漏電遮断装置で、最近は主幹ブレーカーの横にもついているものが増えたみたいです。
お礼
詳しい説明ありがとうございます。 実は室内コンセントから室外にコードを引くのですが 雨等での漏電が怖いため中間にブレーカーを咬ませようかと考えておりますた。 過信は禁物とのことですがこのような状況でブレーカーを咬ませる場合漏電のみで良いと思われるでしょうか? それとも通常のブレーカーも含めダブルで咬ませた方が良いと思われるでしょうか? 私見でも結構ですので再度お答え頂ければ嬉しく思います
お礼
とても詳しく説明頂きありがとうございました。 私はてっきり漏電ブレーカーでも感電時の遮断が行われるものと考えていたのでとても参考になりました。 最後の方でのご説明に関連して伺いたいのですが (類似質問を#2でもいたしましたが・・・) 室内の配電盤内ブレーカー15A 屋外配線部分のブレーカー10Aを設置し感電した場合 屋内のブレーカーは落ちずに済むと考えて宜しいでしょうか?