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漏電ブレーカーってこんな場合は作動するの?
添付が私の家のブレーカー写真です。 左のスイッチには主幹漏電ブレーカーと書かれています。 実際、どんな場合にこのブレーカーが作動するか知りません。 だからサイトでブレーカーの働きを見ると、次のようなことが書かれていました。 1 電気機器内の老朽化等で被覆がはがれ電気器具に電気が流れていて、人が触れると感電する。 そんな時、漏電ブレーカーがあれば作動する。 2 予想以上の電気量が流れた場合にブレーカーは作動する。 こういうことです。実際、漏電ブレーカーと、単なるブレーカーは違うのでしょね。 多分、漏電ブレーカーは1の場合で、2は単なるブレーカーじゃないですかね? けど一般家庭で一番多いのは、2と次の3じゃないですか。 3 天上等、見えない場所で配線がネズミや、老朽等でお互いショートする。 質問1 この3の場合、私の家のブレーカーは作動しないのでしょうか? 質問2 3で作動するような器機はないのでしょうか? 電気にお詳しい方、宜しくお願いします。
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写真の漏電ブレーカーは漏電を検出したとき遮断する機能と、過電流を検出したとき遮断する機能を持っています。 よって、「3の場合」も動作します。 漏電は、一方の線から地面に電流が流れる状態です。漏電がなければ1本の線から流れ出た電流はすべてもう一本の線に戻ってきます。漏電すると一本の線から流れ出た電流の一部が地面に流れ、もう一本の線に戻ってくる電流が流れ出た電流より小さくなります。漏電ブレーカーはその状態を検出して漏電と判定するとブレーカーが遮断されます。
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- terminator_5
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No.4の回答を一部訂正、補足します。 電力会社によってはアンペア契約自体が無いため、アンペアブレーカーは設置されません。(関西、四国、中国、沖縄各電力) アンペア契約のある電力会社でも、60Aを超える契約はアンペアブレーカーは設置されません。 スマートメーターにアンペアブレーカーの機能(リミッター機能)を備える場合もあります。
ブレーカーには、一般的に2種類のものがあります。 ブレーカー。名前の通り、壊すものなんです。電気回路を壊して、電気の流れを壊して止めるのがブレーカーです。 この、ブレーカーの役目には、 ・電気の流れる量が一定を超えた時点で、遮断する、回路ブレーカー ・漏電が起こった時に、回路を遮断する、漏電ブレーカー というものがあります。 上の回路ブレーカーは簡単に理解できると思いますので、漏電ブレーカーですが、 ブレーカーにつながっている2本または3本の電線は、電気が行って帰る道になります。 漏電というのは、その3本以外のところから電気が流れて、差が発生した時のことを指します。 人間が触って、大地などを通って電気が電柱へ帰っていけば、そのぶん、漏電ブレーカーを通りませんので、差が発生している。と判断して、漏電ブレーカーが電気回路を遮断します。 これが漏電ブレーカーのです。 そして、回路の電流制限用の、回路ブレーカーと、上の漏電遮断機を一緒にまとめた機器が、ELBというものになります。(E:漏電、L:リミッター、B ブレーカー) 写真のものは、電流でも、漏電でも、どちらから規定に達した時点で回路を遮断するブレーカーになります。 写真を見るとマンションなどのもののように見えます。 一般家庭の場合、回路ブレーカーと、漏電遮断機が別になっているものがあります。 これは、電気の契約区分で、流れる最大電流で契約基本料が違うためです。 写真のブレーカーの場合、この電流容量を変更する場合、回路ブレーカーと漏電遮断機がセットなので、高い値段のものを交換しなければなりません。 別々のものであれば、漏電遮断機は交換せずに、回路ブレーカーだけ交換すれば良くなるので、契約変更時にかかるコストが少なくて済むというメリットがあるんです。 2つの機能を持っているものですので、電気が流れすぎた場合でも、漏電が起こった場合でもどちらでも作動して、電気を停止するものになります。
お礼
有り難うございました。 詳細に書かれていて素人にも解りやすいです。 でも、趣旨の3のショートについて記載されていなかったのが断念でした。
- 850058
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NO5 訂正です 100V 200Vは「定」電圧回路 ではなく 「低」電圧です、弱電圧ではありません
- 850058
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100V、200V回路は定電圧回路と言います 弱電とは、一般的に60V以下を言います。 この分電盤には、電力会社から供給電力の上限を 示す主幹ブレーカー(リミッターと言います、レバーの 色が違います)がついていません。 ふつうは漏電ブレーカーの前についています。 集合住宅や古い家屋の一部にはこのようなものがあります。 左に付いているものは漏電ブレーカーです。 漏電ブレーカーには、形は似通っていますが、大きく分けて 2種類あります。 過電流保護機能付き と 地絡保護専用 です ブレーカーに書いてあります。 過電流は小さなブレーカーで保護されます。 ショートや電力過多などの過電流で保護されないほどの 微弱な電流の漏れは、漏電遮断器で保護されます。 つまり、どの機種がついていようと、ネズミでも、漏電でも ショートでも、過電流でも、あなたの家庭は保護されています
- terminator_5
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主幹漏電ブレーカーの働きは1の場合で、質問者様の認識で合っています。 3の場合に電気を遮断するのは写真の分電盤右側に並んでいるブレーカーが各配線の焼損を防ぎます。 屋内配線の許容電流に合わせて15Aから20Aを超える電流が流れた場合に作動します。 2 予想以上の電気量が流れた場合 写真の分電盤にはこの機能はありません。おそらく他の場所に設置されているはずです。 各配線の合計電流が電力会社との契約アンペア数(数十アンペア)を超えると作動します。 通常は分電盤に設置されていますが、太陽光発電用のブレーカーが別置きになっているなどの場合はその近くに設置する場合があります。
- ginga2
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1.ネズミがかじってショートすれば過電流となるので ブレーカーは切れます 過電流(予想以上の電気量が流れた場合) 2.ショートで作動しないブレーカーは無いと思います。
- hue2011
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ショートしたら当然漏電ブレーカーは作動します。 そのための機器ですから。 危ないのは断線の場合ですが、屋内配線の場合はネスト状に配線が配置されていますので、どこかだけが断線しても、一切問題は起きません。断線すると、別の経路に電流負荷がかかりますから、やっぱり漏電ブレーカーが役に立ってくれます。 中学校の直流電気回路実験みたいに考えないでください。 強電の世界は、そこそこ深いですし、しぶといですから。
お礼
端的で解りやすいです。