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ロシアはなぜ北朝鮮を支援する?
中国は言うことを聞かなくなった北朝鮮に呆れてあまり支援をしなくなったそうですが、今はロシアがメインで裏で支援していると聞きました。なぜロシアが北を支援するのですか? どういうメリットがあるのでしょうか
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別に中国だけが、、、ロシアが、ということではなく、北朝鮮と友好条約を結んでいる国は現在でも150か国以上(ドイツ、フランス等も加盟国です。)あります。 逆に結んでない日本、アメリカ、韓国だけが騒いでいるだけで、中国との表上の貿易摩擦は蚊に刺されたぐらいにしか思っていません。 ロシアにとってミサイルや移動式発射台を購入して貰える「お得意様」ですし、実際の実験によってアメリカに届くことは立証済みになったわけですから、アメリカにとって北朝鮮以上に脅威を感じることでしょう。 逆に北朝鮮の威嚇はロシア、中国の後ろ盾があるということでしょう。 中国の様子が変わったように見えるのは、北朝鮮が如何こうではなく、中国の一番の「お得意様」であるアメリカのムチャ振りを無視するわけにはいかないからです。 実際にもともとパイが小さい北朝鮮との貿易額は変わっていませんから・・・。(汗笑)
- IXTYS
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こんにちは。 ● ロシアにとって最大の悩みは不凍港がないこと。 これに尽きます。 唯一の候補地はウクライナのクリミヤ半島にあるセバストーポリです。 ところがこれは軍港としては使えません。 黒海から地中海に出る時、どうしてもポスポラス海峡を通過せねばなりませんが、トルコの通行許可が降りません。 現在、シベリアにある軍港と言えばウラジオストックです。 しかし、激しいシベリアからの北風の吹く厳冬期には氷ついて使えない。 北方四島のうち択捉島にある一冠港が候補地ですが、インフラ整備がままならない。 日本が整備してくれれば使えるが、日本も簡単に『うん』とは言わない。 そこで目を付けたのが北朝鮮の清津(チョンジン)と元山(ウォンサン)です。 プーチンもここを秘かに狙っているのです。
ロ朝友好善隣協力条約。 一方の国家が第三国から攻撃を受けた場合に共に軍事行動を行う。 中国は「中朝友好協力相互援助条約」があります。
- hekiyu2
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そもそもですが、北朝鮮は、冷戦時代のソ連が 米国などに対抗するため、極東に作った橋頭堡です。 あそこを押さえておけば、韓国、日本、更に 中国にも睨みが効きます。 そして、日本、韓国に軍隊を駐留させている 米国への牽制にもなります。 つまり、地政学的に重要なのが北朝鮮です。 また、日韓併合は、ロシアが朝鮮半島を狙っているので なされたものです。 あそこは、ロシアにとって昔も今も、重要な ポイントなのです。
- koncha108
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ロシア、中国 vs. アメリカ、日本、韓国では北朝鮮に対する危機感が違います。 アメリカ、日本、韓国は北朝鮮が核兵器を実戦的に保有することを阻止することが重要で、もし核兵器を実戦配備されてしまえば、敵国として常に脅しをかけられ、核戦争の脅威にされされます。 それに対して、ロシア、中国は仮に北朝鮮が核兵器を保有してもそれが自分たちには向けられない事がわかっています。 中国は北朝鮮との関係が急速に悪くなり、制裁を強化しましたが、それでも核を絶対に捨てさせると言う意気込みは希薄だと思います。ロシアは北朝鮮との関係は悪くないのでなおさら。 そう言う前提に立った時、まずロシアが嫌うのは朝鮮半島で戦争が起こること。どの国だって戦争になれば無傷ではいられないのでやりたくはないし、自国の隣でドンパチやってほしくない。黙っていても難民が流れ込んでくる可能性がある。 それから、ロシアは極東の開発に力を入れています。過疎化しかねない極東の地域にインセンティブを付けて人を移住させています。これは極東の拠点を強化し、軍事的にも影響力を強める目的があると思います。すると、北朝鮮が崩壊してまかり間違ってアメリカよりになることは避けたいだろうし、中国とも決して仲が良いわけでなく、北朝鮮を手なづけておくことはとても都合が良いことだと思います。また北朝鮮との貿易が拡大すれば極東地域の経済も潤います。 これまでも北朝鮮は、アメリカ、中国、ロシアの緩衝帯とみなされることが多く、核兵器さえ持たなければ緩衝帯のままにしておくのは各国都合が良かったと思います。もし、ロシアが北朝鮮を手なづけた上で、核ミサイルをアメリカや日本に向けさせて影響力を与えられればこんなに愉快なことは無いでしょうね。おまけに北朝鮮の黄海側に軍艦の寄港地を作ることができたらしめたもんです。中国と北朝鮮が仲が良かった時にはそんな事は考えられもしなかったでしょうが、今はちょっとした漁夫の利の状態だと思います。
- SPS700
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僕は高所、大所からのことは知りませんが、何回かソ連時代や、その後も行きましたが、朝鮮、特に北とは密接でした。 北朝鮮は、ソ連の後ろ盾で今の人の祖父、金日成(下記)が建国したものです。朝鮮民主主義人民共和国の名もソ連に似ています。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%97%A5%E6%88%90 http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/2917/syometsu/korearepublic.html 金日成の長男は、金正日で、ロシアで生まれたという説もあり、幼名はユーリイ・イルセノヴィチ・キム(露: Юрий Ирсенович Ким, Jurij Irsenović Kim)とも伝えられ、飛行機が嫌いでスターリンからもらった列車で旅をするとも言わました。 僕がモスコーの空港についた時最初に目に入ったのは「ロシアへようこそ」という朝鮮の自動車メーカーの看板でした。 北の指導者の銅像は、レーニンやスターリンの銅像がソ連の各所にあったのと似ており、北朝鮮の鉄道はソ連やロシアのもおに似ています。