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硫酸亜鉛点眼液50mlを調製するのに必要なホウ酸量
硫酸亜鉛点眼液50mlを調製するために必要なホウ酸の量(g)はいくらですか? ただし、ホウ酸を等張化剤として用い、涙液と等張な硫酸亜鉛点眼液を調製。硫酸亜鉛の等張容積は16.7mL、硫酸亜鉛の食塩価は0.15、ホウ酸の食塩価は0.5とします。 すみませんが、計算の途中の過程と、簡単で構いませんのでなぜそうなるのかという解説もよろしくお願いします。
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noname#231363
回答No.1
生理食塩水のことを知っていると、「硫酸亜鉛の食塩価は0.15」は不要なのですが、一応この値も用いてみます。 「硫酸亜鉛の等張容積は16.7ml」であるとは、硫酸亜鉛1gが水16.7ml中に溶けた状態で等張化されているということです。 これを、水100ml中に換算すると、100/16.7g 硫酸亜鉛の食塩価は0.15であるから、硫酸亜鉛を食塩に置き換えて考えると、水100mlを等張化するために必要な食塩の量は、100/16.7×0.15g(これが生理食塩水です。) さらに、ホウ酸の食塩価は0.5であるから、食塩をホウ酸に置き換えて考えると、水100mlを等張化するために必要なホウ酸の量は、100/16.7×0.15×1/0.5g 硫酸亜鉛点眼液50mlを、便宜的に16.7mlと50-16.7=33.3mlに分け、このうちの16.7mlは硫酸亜鉛によって等張化されており、残りの水33.3mlをホウ酸で等張化すると考えます。 よって、必要なホウ酸の量は、 100/16.7×0.15×1/0.5×33.3/100≒0.598g なお、上式で、水100ml中に換算するのではなく、水1ml中に換算して考えると、 1/16.7×0.15×1/0.5×33.3≒0.598g になります。
お礼
途中の考え方の過程も詳しく説明してくださり、助かりました。しっかり計算ができるようにしておこうと思います。ありがとうございました。