- ベストアンサー
和室(茶室)の室
先日、茶室の話を聞きました折、柱をまわさず「むろ」をまわす、と言う事聞きましたが今一分かりません。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
利休の茶室にはいくつかの特徴があります。 一つは、室床(むろどこ)と呼ばれる、土壁を天井にまで塗り上げた床の形式であり、もう一つは壁を塗り残してつくる下地窓に、割竹を一本いれたことです。 特に後者は他の茶室には全く見られない手法です。 床縁である框(かまち)には、節が三カ所にもある丸太を使用し、真塗りの框を原則としてきたしきたりへの強い反発と、侘び茶に対するはげしい気迫がうかがえます。 また窓の細心な配置工夫による微妙な明暗の分布や、三つの天井の組み立て、柱を消して土壁を大きく塗り回す大胆な手法などにより、二畳敷という極限の狭さにゆとりを与えています。 さらに、藁すさを表面に散らした荒壁仕上げの壁が、精神性の深い茶の湯の空間に仕上げています。そして、この空間を乱さないためにも、入口には、小さな躙口が必要だったのでしょう。
その他の回答 (1)
- asuca
- ベストアンサー率47% (11786/24626)
回答No.1
もう少しどういった話を聞いたか書いていただけるとうれしいんですが。 因みに室床(むろどこ) は床の間の内部の天井、側壁、さらに入隅部分も木部をださずに円みをつけて土壁で塗り回してある床。 侘びの極地を表現した形式といえる。 ここでの丸みのことでしょうか?
質問者
補足
鎌倉時代の茶の湯の文化の話の中で利休が壁が壁を作り、空間を閉じ込め柱を除き壁、天井、床の区別がない室を作った、と言うような話でした。
お礼
早速のお返事、回答有難う御座いました。 今、このたび質問したような事を桑沢デザイン塾にて開催されている 「インテリアデザインと茶室」という講義で勉強中・・? お話を聞いているところです。 今まではあまり興味も無くなんとも感じていなかった事なのですが 最近、少しづつ好きに成りつつあります、日本が・・・。 ほんとに有難う御座いました。