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ビュルガー(バージャー)病は治らないのでしょうか?
首題の件、本当に治らないのでしょうか? 最近知り合った若い友人は、 常に相手の事を考えて行動するという凄く性格の良い人なので、 治らない病気と聞いて、傍にいて私は辛くて仕方がありません。 下手な同情などせず極普通にお付き合いしてはいるのですが…… 病気の説明などして頂けると有り難いと思います。宜しくお願い申し上げます。 ネットでの質問として、ふさわしくないでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
友人想いのmagelanさんに敬意を表しつつ、血管外科専門医としてお答えします。 ビュルガー(バージャー)病が難病に指定されていることはご存じの通りだと思います。治療の結果、症状が軽快する事もあれば、増悪することもある、というやっかいな病気です。 社会復帰して、ばりばり日常生活を送っている人もいれば、四肢切断を余儀なくされる患者さんも現実におられます。 今できることは、 1)信頼できる血管外科医につくこと 2)本疾患について患者さんが自分の意志で積極的に勉強しようとすること 3)将来の見通しや治療方針等を、冷静に考えたり相談できる環境を作ること。以上の3点 病気に立ち向かう姿勢(ファイティングポーズ)を患者さん、医師、周囲が協力して持てるようにすることだと思います。この3つのうちどの因子が欠けてもしんどいことになります。
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「閉塞性血栓性血管炎」に関しては以下の参考URLは参考になりますでしょうか? このページで特に「原因と危険因子」「症状」「治療」等と関連リンク先を参考にしてください。 ご参考まで。
お礼
ご回答有難う御座いました。 やはり、疲労がよくないのですね。 ごめんなさい、書くのが辛くなってしまいました。
- kawakawa
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難病の一つですネ。 閉塞性血栓血管炎といい、原因不明の四肢末梢血管の炎症による酸素供給不足から、様々な症状を引き起こすものです。 手足の指先が冷たく、痺れ、白くなり、長距離歩行が困難となり、次いで疼痛が発生し、さらに潰瘍から壊死と病状は進化します。 積極的な治療法としては血流改善と血栓の予防があります。初期にはこれを目的とした投薬が中心となります。 病状が進行している場合には神経ブロック手術や高濃度の酸素供給、或いは、閉塞した血管に対してのバイパス形成手術を行います。 最悪の場合、つまり壊死が進行してしまった場合には指、或いは手足の切除をしなければならなくなってしまいます。 日常的には; 手足の清潔を保つ。 手足に傷をつけないように保護する。 手足を冷さないようにする。 血流を悪くするようなことを避ける。 という注意が必要です。 この中で血流を悪化させることを防止するというのが、もっとも注意を要することです。 ストレスもそうですし、喫煙も末梢血管を拡張後収縮させることから避ける必要があるでしょう。或いは、脂肪を多く含むものを食べ過ぎることによる血液の粘性増加も避ける必要があります。 日本には約1万人の患者がいるといわれています。 昔は手足の切断をする必要がある重度の壊死が多かったのですが、最近は日常の注意と積極的な治療によって、そこまでいかないケースも多くなっています。 magelanさんの友人の場合、どの程度の進行状態なのかがわかりませんが、長距離を歩かないようにする、強い冷房を入れないようにする、食事は気を使う、近くで喫煙しないなどの気配りは必要となります。 以上kawakawaでした
お礼
ご回答、誠に有難う御座いました。凄く、博識ですね。病気のことまで……
- telescope
- ベストアンサー率54% (1069/1958)
「軽快が43.6%、完治が7.0%。再発が32.8%。 本症で死亡することはほとんどない」 とのことです。(参考URL) きちんと治療すれば、病状が進行することは少ないそうです。 http://member.nifty.ne.jp/kuniaki/tokutei/sickname/byuru.html http://www.gik.gr.jp/~skj/peripheral/tao.php3 http://www.nanbyou.or.jp/tokuteisikkan/h/h3.html http://www.mayuhome.tms.to/life1.html
補足
ご回答、衷心より有り難く拝誦致しました。 何もお役に立てない自分の無力さを痛感し…… すみません……言葉になりません。 ありがとうございました。ありがとう……